【京都観光・旅行コース】京の旅~歩いて巡る秋の清水~
艶やかな紅葉と名だたる寺院の競演が見どころの「洛東・東山」周辺エリア。
京都屈指の観光スポット・清水寺付近を中心に、古都風情豊かな坂道や、歴史ある神社仏閣と紅葉が織りなす景色の美しさは圧巻です。
まずはゆるやかに続く茶わん坂へ。清水焼だけでなく、京の工芸品などのお店が建ち並び、見るだけでも心が躍る坂道です。
そこから清水寺へと向かいましょう。
清水寺
世界文化遺産の「清水寺」。
13万平方メートルの広大な境内には、国宝や重要文化財を含む30以上の伽藍や碑が建ち並びます。
4年越しとなった「清水の舞台」の大改修も終えたところで、50年振りに創建当初を思わせる白く輝く桧の舞台と紅葉のコントラストは見事です。また錦雲渓や朱塗りの三重塔付近など境内一帯が錦のような華やかさに包まれます。
産寧坂、二寧坂、一念坂
清水寺の参道として古くから賑わいをみせてきた産寧坂、二寧坂、一念坂。
坂道の両側には、京都らしい和風の建物が並び、毎日多くの観光客が訪れます。
豊臣秀吉の妻、「ねね」の安産を願う文字を当てはめて産寧坂と呼ばれるようになり、その下の坂を二寧坂、さらにその下にある坂を一念坂と呼ぶようになったと伝えられています。
法観寺(八坂の塔)
京都東山のシンボル的存在、法観寺の五重塔、通称「八坂の塔」。
歴史の古さは京都でも屈指で、聖徳太子によって建立されたとも伝えられます。
東山の街並みの中にそびえ立つ塔は、映画やドラマでもおなじみのスポットです。
高台寺
豊臣秀吉の正室である北政所(ねね)が、秀吉の菩提を弔うために創建しました。
ヤマモミジをはじめ、イロハモミジ、カエデなど1000本もの木々が作る紅葉の景色は圧巻で、鏡のような水面に紅葉が映り込む臥龍池や神秘的な光に満ちた竹林なども必見です。
円山公園
約9万㎡の広い円山公園は、作庭家・七代目小川治兵衛が手掛けた回遊式庭園です。東山を借景とし、紅葉の見どころが多く、散策しながらゆっくりと秋を満喫できる市民の憩いスポットとなっています。京都市最古の公園で、国の名勝にも指定されています。
八坂神社
全国の八坂神社の総本社で、祇園にあるため「祇園さん」の呼び名で親しまれている八坂神社。紅葉は本殿裏手にある「紅葉のトンネル」と呼ばれる参道をはじめとして、数多くある摂社の付近で見られます。真っ赤な灯籠と色づいた紅葉の組み合わせがなんとも絵になる、フォトジェニックな光景です。
知恩院
徳川家康・秀忠・家光公の庇護を受けて形成された広大な寺域に約200本のもみじが色付きます。特に宮崎友禅ゆかりの庭園である「友禅苑」や「方丈庭園」の紅葉は特に見事です。
令和2年に大修理を終えた国宝御影堂や、国内最大級の国宝三門、三大梵鐘に数えられる釣鐘などの一つひとつが大スケールで見応えがあります。
青蓮院
天台宗の門跡寺院で代々皇族が住職を務めた格式ある寺院で、寺宝の国宝「青不動」は日本三不動の一つです。
境内には相阿弥作の築山泉水庭と小堀遠州作の霧島の庭が配され、その紅葉の美しさは格別です。色彩豊かな庭園と紅葉のコントラストが見事です。
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