全国に約3,000の末寺をもつ真言宗智山派の総本山です。
特別公開の宸殿は、賓客を迎えるための建物で、京都画壇の巨匠・堂本印象筆の「婦女喫茶図(ふじょきっさず)」「松桜柳(しょうおうやなぎ)の図」など近代芸術の襖絵なども所蔵されています。
また、大書院東側の名勝庭園は、桃山時代に造られた庭園で、石組や植込みが織り成す深山のような景色が美しく中国の廬山を形どって作られた利休好みの庭として有名です。*2023年4月にオープンした宝物館では、長谷川等伯一門による「桜図」や「楓図」など、桃山文化を代表する絢爛豪華な国宝の障壁画が収められており、「京の夏の旅」期間中、お得なセット券で拝観できます。
※個人での拝観は予約不要です。