西来院 せいらいいん
格式、佇まいに優れた建仁寺の塔頭 西来院
鎌倉時代の中期に南宋から渡来した禅僧である蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)が、京都建仁寺に住した際の住持寺が「西来院」です。
蘭渓道隆は日本に禅宗を広めるため来朝し、大宰府に着きました。
その後、京都の泉涌寺の来迎院に入り、院主の指示によって鎌倉の寿福寺に赴き、鎌倉幕府の執権・北条時頼の厚遇を得て建長寺を創建しました。
その後、後嵯峨上皇の詔(みことのり)によって京都建仁寺に住しました。
禅宗寺院の中でも西来院は高僧「蘭渓道隆」の寺として格式、佇まいに大変すぐれた寺院です。
建仁寺の境内にあり、花見小路通りを挟んだ東に位置します。
苔の美しい枯山水庭園
苔に松、楓などの植栽、刈込、石などで構成されています。
境内にも楓があり、紅葉の頃に美しく色づきます。
- 所在地
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〒605-0811
京都市東山区大和大路四条下ル小松町584(建仁寺境内内) - 交通アクセス
- 京阪電車「祇園四条駅」下車、徒歩7分
阪急電車「河原町駅」下車、徒歩10分
市バス「東山安井」下車、徒歩5分 - 公式Webサイト
- http://www.kenninji.jp/
- 備考
- 通常は非公開
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