雲龍院 うんりゅういん
静かな庭園に心が和む雲龍院
真言宗、泉涌寺派の別格本山で、1372年に後光厳法皇が竹巌聖皐律師を招いて菩提所として建立されたのが、この寺のはじまりです。その後、歴代天皇の信仰があつく、たびたび、この寺に行幸されています。特に、後円融天皇は勅願として如法写経会を始められ、この法会は現在まで続いています。
寺は応仁の兵火により、いったん焼失しましたが、後柏原天皇より後土御門天皇使用の御殿の寄進を受け本堂として再建し、江戸時代には寺領も多く来り学ぶ僧侶も多数にのぼり、もっとも盛んでした。
後光厳天皇はじめ歴代天皇の尊牌を祀る霊明殿は、明治の初めに完成しました。
悟りの窓と迷いの窓
正確な真円を描いてる「悟りの窓」は禅における悟りの境地を表しており春には紅梅やハナカイドウを望むことができます。四角い窓は「迷いの窓」で人生における苦しみを象徴し「生老病死四苦八苦」を表しているといわれています。
5月の初め連休の頃には大きなピンク色のシャクナゲを眺めることが出来ます。
- 所在地
-
〒605-0977
京都市東山区泉涌寺山内町36 - TEL
- 075-541-3916
- FAX
- 075-533-7150
- 正式名
- 雲龍院
- 創建年
- 1372年(応安5)
- 山号
- 瑠璃山
- 宗派
- 真言宗泉涌寺派別格本山
- 本尊
- 薬師如来
- 開基
- 後光厳上皇
- 料金
- 大人 400円
- 時間
- 9:00~17:00(16:30受付終了)
- 駐車場
- 有り(台数に限りがあります)
- 交通アクセス
- 市バス「泉涌寺道」下車,徒歩約15分
JR・京阪「東福寺」駅下車,徒歩約20分 - 公式Webサイト
- https://www.unryuin.jp/
- 備考
- 拝観休止日:毎週水曜日(整え日として拝観を休止)※但し11月を除く
※当サイトに掲載の内容はすべて掲載時点での情報です。変更となる可能性がありますので、お出掛けの際は念の為事前にご確認ください。