清浄華院 しょうじょうけいん
- 学問所
- 浄華院
泣不動縁起
860年に清和天皇の勅願により慈覚大師が御所内に御内仏殿の造営に着手し、864年に落成、禁裏内道場として発足したのがはじまりです。清浄な華の台を望むという意味から清浄華院の名を賜りました。はじめは天台宗でしたが、のちに、後白河天皇が法然上人源空を住持としたところから浄土宗に転宗し、その後いくたびかの移転を繰り返した後に1590年に現在の地に移りました。
安倍晴明と泣不動尊
平安時代、三井寺の高僧 智興(ちこう)が病に倒れ、その生命を救うべく安倍晴明の秘術により弟子の証空と智興の命が取り替えられた。智興の病を受け取り苦しむ証空の元に、他人を助けるために命を投げ出した証空の行いに感動して涙を流したという不動明王があらわれ、証空の身代わりになったといわれています。この不動明王の様子を表現したものが「泣不動尊」で、身代り不動といわれています。
- 所在地
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〒602-0852
京都市上京区寺町通広小路上ル北ノ辺町395 - TEL
- 075-231-2550
- 正式名
- 清浄華院
- 創建年
- 860年(貞観2)
- 宗派
- 浄土宗大本山
- 本尊
- 法然上人
- 開基
- 円仁(慈覚大師)、清和天皇(勅願)
- 文化財
- 泣不動縁起絵巻・阿弥陀三尊画像(重要文化財)
- 料金
- 無料
※所員による説明、お茶付き 1名1,000円 - 時間
- 10:00~16:00
- 駐車場
- 有り(10台)
- 交通アクセス
- 市バス「府立医大病院前」下車、徒歩約5分
京阪・叡電電車「出町柳駅」下車、徒歩約10分 - 公式Webサイト
- http://www.city.kyoto.lg.jp/kamigyo/page/0000012311.html
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