京都の観光スポット

だいぜんじ

大善寺

京都十三仏めぐり地蔵菩薩を安置

浄土宗のお寺で大善寺といい、通称「六地蔵」と呼ばれています。平安時代の初め小野篁公が48才の時に熱病を患い意識を失っていると、地獄に落ちた人々の苦しんでいる姿を見ました。そこでは僧が人々の苦難を救っており「私は地蔵菩薩である」と名のられ、「この地獄だけでなく餓鬼、畜生、修羅、人間、天上など六道の迷いの世界を巡りながら縁のある人々を救っています。全ての人々を救いたいのですが縁の無い人を救う事はできない。私にとっても残念な事で、だから貴方は、この地獄の苦しい有様と地蔵菩薩の事を人々に知らせて欲しい」といい、それを聞いて蘇った篁公は木幡山から1本の桜の木を切り出し、地蔵菩薩像を刻み此の地に納め、それよりここを六地蔵と言い、その後、後白河上皇の勅命により平清盛が西光法師に命じて京都の街道の入り口、六ヶ所に六角堂を建て一体ずつ、ご尊像を分置されました。最初に六地蔵巡りをされたのが西光法師と言われています。

六地蔵めぐりの六地蔵とは

古来より京へ、山科へ、宇治へ、また奈良へ向かう交通の分岐点に当り、多くの旅人が往来していた平安時代、小野篁により6体の地蔵が造立され、そのうちの1体が平清盛の命により、この街道入り口に安置されたと伝えられています。

別名
六地蔵
所在地
〒612-8013 京都市伏見区桃山町西町24
TEL
075-611-4966
正式名
大善寺
山号
法雲山
宗派
浄土宗
本尊
阿弥陀如来
創建
705年(慶雲2)
開基
定恵
文化財

木造地蔵菩薩立像(国・重要文化財)

料金

境内自由(無料)

交通アクセス

京阪宇治線・地下鉄東西線・JR奈良線「六地蔵駅」駅下車、北へ徒歩約5分

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