平岡八幡宮
平岡八幡宮
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平岡八幡宮 ひらおかはちまんぐう

神護寺の守護神

平岡八幡宮は、山城国最古の八幡宮です。高雄山神護寺の守護神として、弘法大師(空海)によって創建されました。平安末期、著しく寺社が荒廃し、一時は廃絶の時もありましたが、神護寺復興に生命をかけた文覚が1190年(建久1)再興しました。室町期に入り1407年(応永14)11月8日の火災により社殿を焼失してしまいましたが、時の前将軍、足利義満によって直ちに再建されました。足利尊氏や義満、義政の子義持らが、しばしば参詣や紅葉狩りに、この地を訪れたと伝えられています。江戸末期、仁孝天皇の命をうけ社殿が修復され、現代の建物はほぼこの時に整備されたものです。

必見の花の天井

本殿内陣の天井は「花の天井」と呼ばれ、極彩色の花絵44面が描かれています。通常非公開ですが、毎年春と秋に特別公開され、華麗な天井画を楽しむことができます。

椿と紅葉

境内は高雄もみじと椿が有名で、とりわけ椿は樹齢300年を超える紅椿や、白椿伝説の樹齢200年の白椿など、約200種300本の多種多様なことで知られています。「椿の小径」と呼ばれる庭を中心に、紅葉の終わり頃から3月いっぱいまで鑑賞することができます。

例祭

豊作を祈る秋の例祭。江戸時代から途切れることなく続く神事で、地元の子どもたちが大人と相撲を取り、子どもが必ず勝ち名乗りを受けるという珍しい「三役相撲」や、少なくなった剣鉾差しが見られます。「三役相撲」は京都市無形民俗文化財にも登録されています。

所在地
〒616-8271
京都市右京区梅ヶ畑宮ノ口町23番地
TEL
075-871-2084
正式名
平岡八幡宮
創建年
809年12月10日(平安時代)
文化財
本殿(市・登録文化財-建造物)
料金
神殿、花の天井のみ有料 600円
春と秋に花の天井特別拝観あり
時間
10:00~16:00
駐車場
有り(バス2台分無料、自家用車20台分無料)
交通アクセス
市バス「平岡八幡前」下車、徒歩約3分
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