法金剛院の蓮
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法金剛院 山門
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法金剛院の紫陽花
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法金剛院 ほうこんごういん

平安時代に右大臣、清原夏野の山荘を寺に改め、鳥羽天皇の中宮、待賢門院が再興した律宗の寺です。
仏殿、地蔵堂には、国宝の本尊阿弥陀如来坐像、十一面観世音菩薩(重文)など多数の仏像が安置されています。庭園は青女の滝(せいじょのたき)を中心とした回遊式浄土庭園で、青女の滝は、日本最古の滝石組として特別名勝に指定されています。

花の寺

「関西花の寺」の第十三番として有名。極楽浄土をイメージして造られた境内の庭園は、春は桜、梅、つつじ、花しょうぶ、夏は紫陽花、沙羅や蓮、秋は紅葉、冬は万両・・・と、四季折々の風景が楽しめます。その美観は平安時代の歌人西行の歌にも詠まれています。
この寺を建立した鳥羽上皇の中宮、待賢門院にちなんだ「待賢門院桜」は、ヒガンザクラ系ベニシダレザクラの変種で、花の色が紫に見えるので、別名「紫の桜」とも呼ばれています。

蓮の寺

7月の蓮の開花期には、早朝7時から拝観できる「観蓮会(かんれんえ)」が開かれます。
蓮の花の観賞に適した時間は早朝7:00~9:00頃とされており、昼ごろには元気がなくなってしまうので、蓮を見るなら朝のうちがおすすめです。
蓮は古くから清浄の象徴として仏教とも縁が深く、仏像を支える蓮台は、文字どおり蓮の花を模したものです。極楽浄土に咲く花とされ、実際に蓮が一面に咲き誇る光景は「浄土」のようです。

御朱印

※いただける御朱印の種類は、期間によって変わる場合があります。

所在地
〒616-8044
京都市右京区花園扇野町49
TEL
075-461-9428
FAX
075-463-7057
正式名
法金剛院
創建年
1130年(大治5)
山号
五位山
宗派
律宗
本尊
阿弥陀如来
開基
待賢門院
文化財
阿弥陀如来坐像・十一面観音坐像・地蔵菩薩立像・僧形文殊坐像・蓮華式香炉(国・重要文化財) 法金剛院青女滝(国・特別名勝)
料金
500円
時間
9:30~16:30(受付終了16:00)、7月の観蓮会期間は7:30~
※毎月15日、桜・蓮・紅葉シーズンのみ拝観可能
交通アクセス
JR嵯峨野線「花園駅」下車、徒歩3分
公式Webサイト
http://houkongouin.com/

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