妙音堂 みょうおんどう
弁財天 / 京都七福神
「出町妙音堂」は正式名称を「青龍妙音弁財天」といい、相国寺塔頭・大光明寺が管理するお堂の一つです。歴史は古く、この地域の人々に出町の弁天さんとして親しまれてきました。
本尊 青龍妙音弁財天
鎌倉時代、左大臣・西園寺公衡の娘・寧子(ねいし)が女御として持明院統の後伏見上皇の後宮に入りました。その際、西園寺家第二伝の青龍妙音弁財天画像を念持仏として持参したのが現在の本尊です。南北朝時代、本尊は伏見離宮内に祀られ、北朝の光厳、光明、崇光天皇らに崇敬されてきました。
通称「妙音弁財天さま」と呼ばれており、京都七福神の一つとして、技芸上達・福徳円満の勝益をもたらす神様です。
本堂には弁財天像、本堂裏にある六角堂に弘法大師作の本尊・妙音弁財天画像の掛け軸が祀られ、六角堂の周囲を年の数だけ回ると願いが叶うと伝えられています。
- 所在地
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〒602-0822
京都市上京区桝形通出町東入青龍町 - 正式名
- 妙音堂
- 交通アクセス
- 京阪電車「出町柳駅」下車、徒歩約3分
叡山電車「出町柳駅」下車、徒歩約3分
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