六角堂 ろっかくどう
- 頂法寺
本堂が六角宝形造であることから一般に六角堂といわれています。
開基は聖徳太子で、四天王寺建立の用材を求めて聖徳太子がこの地を訪れた時、霊告によってこの地に御堂を建て守護仏の観音像を安置したのが始まりと伝えられています。822年には嵯峨天皇の勅願所となり、また996年には花山法皇の御幸があり西国三十三ヶ所観音霊場の第18番札所となったといわれています。1201年に親鸞上人が当寺に百ヶ日間参籠して霊告を受け後に真宗を開宗する根源となった本堂には聖徳太子の持仏と伝える本尊、如意輪観音像、親鸞像、毘沙門天像などを安置されています。
本堂前の六角形の礎石は臍(へそ)石といい古来、ここが京都の中心にあたるとされてきました。
また本堂北の本坊は池坊と呼ばれて室町時代以降多くのいけ花の名手を輩出し、華道発祥の地として有名で、現代も池坊華道の拠点となっています。
一言願い地蔵
このお地蔵さまは、少し首を傾げられた姿をされています。これは悩んでいらっしゃるわけではなく、お参りに来られた方の願いを叶えてあげようか、どうしょうかと考えておられる、お姿。願いを聞き届けて頂けるかどうかは、あなたの信心次第。
西国三十三所霊場の第18番札所。
- 所在地
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〒604-8134
京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248 - TEL
- 075-221-2686
- 正式名
- 頂法寺
- 創建年
- 伝・587年(用明天皇2)
- 山号
- 紫雲山
- 宗派
- 単立
- 本尊
- 如意輪観音
- 開基
- 伝・聖徳太子
- 文化財
- 木造毘沙門天立像(重要文化財)
- 料金
- 無料
- 時間
- 6:00~17:00
- 交通アクセス
- 地下鉄「烏丸御池」駅下車,徒歩約3分
阪急電車「烏丸」駅下車,徒歩約5分 - 公式Webサイト
- https://www.ikenobo.jp/rokkakudo/
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