産寧坂 さんねんざか
- 三年坂
諸説ありますが、豊臣秀吉の正妻(ねね)が子供の誕生を念じて坂をあがり清水寺にお参りしていたことからその名がついたとされています。東山の観光地として有名で、重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。二年坂を介して北にある八坂神社、円山公園、高台寺、法観寺と南にある清水寺を結んでいるため、観光客が絶えず、土産物店や料亭が並んでいます。
街並みの特徴
江戸時代、この石段沿いには清水焼の登り窯があったといわれており、明治時代に本二階建の家屋が建てられると、現在に見られるような家屋の屋根が段状に連なる光景となりました。石段下のなだらかな通りは、江戸時代より家屋が並んでいた一帯で、背の低い二階に虫籠窓(むしこまど)が穿たれた、厨子(つし)二階の町家が残されています。なお、通常虫籠窓を持つ町家は漆喰で塗込められている事が多いのだが、産寧坂では土壁のままとする場合が多いのが特徴的です。
- 所在地
- 京都市東山区
- 交通アクセス
- 市バス「東山安井」下車、徒歩約5分
市バス「五条坂」下車、徒歩約5分
※当サイトに掲載の内容はすべて掲載時点での情報です。変更となる可能性がありますので、お出掛けの際は念の為事前にご確認ください。