八坂神社北向蛭子社 やさかじんじゃきたむきえびすしゃ
祇園のえべっさん
通称「祇園のえべっさん」と称され、福の神、商売繁盛のご利益のある神社です。
八坂神社の北向かいに建てられていることが珍しく、北向蛭子社と呼ばれています。
正式には言代主大神といい、大国主大神の御子神で、素戔嗚尊(すさのおのみこと)の孫神にあたります。記録によると中古以来「西楼門内、北向きに立つ」とあり、古くから現在地にありました。
現社殿は正保3年(1646)江戸時代のはじめに建てられらもので、3間4面、流造、柿葺きの社殿は、国の重要文化財に指定されています。
蛭子社祭
1月9日10日に初蛭子のお祭りが行われます。
9日には、ハイライトともいえる蛭子さまや大黒天、弁才天ら七福神を乗せた蛭子船を中心とした「蛭子船巡行」があります。八坂神社の西楼門の前にある石段下からスタートし、四条寺町の交差点近くにある誓文の神様である冠者殿社でお参りし、その後四条通りを烏丸通まで進んで折り返し、夕刻頃八坂神社に戻ってきます。「蛭子船巡行」の行列には七福神を乗せた蛭子船の他に、福笹を手にした福娘や普段は境内に飾られている蛭子像も、賑やかな太鼓やお囃子、それに「商売繁盛で笹持って来い」の掛け声とともに四条通りを進んでいきます。
- 所在地
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〒605-0073
京都府京都市東山区祇園町北側625番地 - 御祭神
- 事代主神(ことしろぬしのみこと)
- 文化財
- 社殿
- 交通アクセス
- 京阪「祇園四条駅」下車、徒歩7分
地下鉄東西線「東山駅」下車、徒歩10分
市バス「祇園」下車
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