恵解山古墳 いげのやまこふん
恵解山古墳は、5世紀中ごろに造られたと推定される、京都盆地で3番目の規模を誇る巨大な前方後円墳です。1980年に発掘調査が行なわれた際、約700点以上の鉄製武器類が発見されました。古墳は調査翌年の1981年に国の史跡に指定され、1999年には鉄製武器などの出土品が京都府指定有形文化財として指定されました。
概要
全長約128m、後円部の直径約78.6m、高さ10.4メートル、前方部の幅約 78.6m、高さ約7.6mと推定され,乙訓地域最大の規模を有しています
古墳の周囲に幅約25mの浅い周濠があり、周濠を含めた古墳の全長は約180mにも及びます。
古墳の表面には石がふかれ、埴輪が並べられていました。死者を埋葬した施設は古くから墓地があるため明らかになっていませんが、後円部に竪穴式石室があったとみられます。
- 所在地
- 京都府長岡京市勝竜寺30
- 交通アクセス
- JR東海道本線「長岡京駅」下車
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