
かやぶきおんがくどう
かやぶき音楽堂
「かやぶき音楽堂」は、1784年(天明4年)建立された福井県大飯郡の禅寺「善応寺」の旧本堂を、ピアノデュオ連弾で世界的に有名なザイラー夫妻が譲り受けて、京都府胡麻の里に古寺を移築再建した建物です。
毎年初夏と秋にコンサートが定期的に開かれています。
聴衆300人の収容が可能であり、毎年開催されるコンサートには、夫妻が奏でるデュオの音色に魅了されて全国各地はもとより海外からも聴衆が訪れております。
温かみのある空間の中、ざぶとんに座って聴くコンサートはいかにも日本らしくて落ち着きます。
ザイラーピアノデュオ 和子&エルンスト・ザイラー
ザイラーピアノデュオ1972年結成以来、日本各地はもとより世界各地にて、4手のための連弾アンサンブルとして、演奏会、オーケストラ協演、国際音楽祭、放送、CD録音等、めざましい活躍をされています。
国内においては全都道府県において、主要都市のみならず地方都市においても精力的に演奏会に出演されております。全国津々浦々に、クラシックの生のコンサートをより身近なものにと、文化ホールはもとより、ホールのない町村において神社仏閣や、廃校などでコンサートを行い、大きな反響を呼んでいます。そしてこれらの活動に対し自治功労賞を受賞されました。
世界各地で未出版や廃版になったピアノデュオ曲の発掘にも精力的に取り組くまれ、ピアノデュオとしてのレパートリーの広さは世界的で、ロンドン、ウィグモアホール、ニューヨーク、カーネギーリサイタルホールでのバッハの「フーガ の技法」、ザルツブルク、一週間連続のモーツァルトハウスでの連弾曲連続演奏会など国際ピアノデュオとしての活躍し、ヨーロッパ、アジア、ロシア、アメリカなど、各国各地主要都市にて演奏会に出演され、ニューヨークタイムス他、各紙で絶賛、好評を得ています。
テレビ、CM、ラジオ出演、新聞、雑誌、メディアへの出演、エッセー執筆など数多く活躍されています。
2012年は、栄えある京都府文化賞功労賞と、秋には、京都創造者大賞アート文化部門を授賞されました。
自然をこよなく愛し、胡麻の里で稲作りもする夫妻のライフスタイルは、多くの人々の共感を得ています。
- 所在地
- 〒629-0312 京都府南丹市日吉町上胡麻南2
- TEL
- 075-781-9003(かやぶき音楽堂事務局)
- FAX
- 075-781-9003(かやぶき音楽堂事務局)
- 文化財
登録有形文化財
- 時間
※かやぶき音楽堂はコンサート開催時のみ解放されます。
- 交通アクセス
JR山陰本線「胡麻」下車、徒歩15分
- 公式ウェブサイト
- http://www.kayabuki.com
※このページの内容は掲載時点での情報です。変更となる可能性がありますので、お出掛けの際は事前にご確認ください。