京都に生まれヨーロッパのエスプリを持つギタリスト西垣正信。
　
フランス国立ニース音楽院ギター主席卒業。若くして国際音楽コンクールの一つマリア・カナルス音楽コンクール抜擢。現代音楽では武満徹氏や松本日之春氏、福士則夫氏の新作初演を数多くつとめ、室内楽では世界的フルート奏者マクサンス・ラリュー氏をはじめ著名な音楽家との共演を多数行う。
　
10年前よりソリストとしての活動を再開。今までのシューベルト、ベートーヴェン、ショパン、ドビュッシー、ラヴェル、ベルリオーズ、ファリャなどのオーケストラ作品をギターソロで演奏。ギター音楽の概念を超えた革新的な演奏が話題となっている。
　
12月6日、重要文化財指定となっている京都文化博物館別館ホールで行われるリサイタルでは、ガーシュインによる「ラプソディー・イン・ブルー」をギターソロで演奏！
その他、シューベルト「アルペジョーネソナタ」や近代フランス音楽より作曲家プーランクやルーセル、ミヨーの美しい作品を取り上げる。
　
また子供にも大人にも楽しんでいただけるよう、ノーベル文学賞作品である「ジャン・クリストフ」よりギターと朗読も予定されている。
　
　
クリスマスが待ち遠しい12月初旬の金曜日。文化的建造物の中でジャズとクラシックが融合する贅沢な音楽を。
　
　
ープログラムー
　
アルペジョーネソナタ／シューベルト
エリーゼのために／ベートーヴェン、
アダージョ／ヘンデル
サラバンド／プーランク
セゴビア／ルーセル
囚われ人／ミヨー
動物たち／ミヨー
雲／ジャンゴ・ラインハルト
ラプソディー・イン・ブルー／ガーシュイン
　
〇朗読「ジャン・クリストフ物語」ロマン・ロラン作
朗読者　村田まち子