第54回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開
室町時代、崇高(すこう)天皇の旧御所「入江殿(いりえどの)」を寺院に改めたのが起こりで「入江御所」とも呼ばれている尼門跡寺院です。宮中で行われていた1日6回の念仏読経、六時勤行(ろくじごんぎょう)のうち、昼の三時(三回)の勤行はこの寺で行うようにとの勅命によって、この寺名が付けられました。「蓬莱(ほうらい)の庭」をのぞむ書院は、桃園(ももぞの)天皇の女御(にょうご)の御殿を賜ったもので、見事な北山杉の丸太が使われています。円山応挙筆の襖絵や、「源氏物語図」の扇面を貼り付けた襖も見どころです。また、京狩野の作風を伝える優美な六曲一双の屏風「花鳥図屏風」は狩野永納(えいのう)の代表作です。
- 日程
- 2020年1月10日(金)~3月18日(水)
- 時間
10:00~16:30(16:00受付終了)
- 料金
600円
- 場所
- 三時知恩寺 旧入江御所
- アクセス
地下鉄烏丸線「今出川駅」下車、②番出口から徒歩約4分
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