例祭・還幸祭・山国さきがけフェスタ

山国郷は平安京造営の際、御領地として大内裏の用材を供給した地。幕末の戊辰戦争では、山国村の郷士として、山国神社より倒幕にも出征しました。勇ましい姿の山国隊が地域を行進し神輿も渡御します。

山国祭
国道沿いに山国地区を往復した後、午後5時、御霊神社に御輿を納めて終了。

山国隊
山国祭で奉納される山国隊の隊列と軍楽は、明治維新の際、山国村の農民兵83名が倒幕のため東征、数々の武勲を挙げた後、故郷へ凱旋した史実を郷土の誇りとして伝えるもの。演奏される勇壮な軍楽は、東征の際、江戸にいた外国人から教えられたといわれ、その和楽器を用いた西洋音楽風のメロディーは、吹奏楽の草分けともいえる。午後1時、山国神社を出発。「山国隊軍楽保存会」の鼓笛隊による勇壮な軍楽を響かせながら、錦の御旗を先頭に、勤皇の志士に扮した地元の氏子男性が神輿とともに行進する。

山国さきがけフェスタ
山国神社参道では朝から特産品の即売会「山国さきがけフェスタ」も開催され、祭りを盛り上げる。