
さくら色に包まれて

嵐山の、桂川のほとりには、とても美しい八重咲きの桜があります。
特にこの美しい姿を愛でるには、晴天の晴れ渡った日よりも、夕暮れや薄曇りの、少しだけ薄日がさしているような日の方がより濃密に、ひめやかに、この樹の持っているさくら色を存分に味わえるような気がします。
満開のお花も華やかで、お姫さまと呼びたくなるほどかわいらしいのですが、咲きかけのつぼみがようやく開きかけて、八重の花びらがくしゃくしゃになって出てきたばかりの姿も、何だか寝起きのまま飛び出してきたようで、いとおしく思えます。
つぼみの中の凝縮された濃い桜色や、たくさんの花びらが重なり合って、華やかに咲き乱れる姿を見ていると、やはり桜もばら科なのだな、と不思議な感慨が湧いてきます。
撮影場所
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