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KYOTOdesign運営事務局
@kdstaff
2015年07月16日
2015綾傘鉾 宵々山 こども達の棒振り囃子
現在綾傘鉾の棒振り囃子は壬生六斎念仏保存会の皆さんによって演じられていますが、
壬生地区の子供たち「朱三六斎キッズ」のみなさんによるお囃子も披露されました。
お囃子
最初はお囃子だけの演目。大人たちの笛にリードされるように、子供たちが鐘や太鼓を叩きます。
ふつうの祇園囃子よりもかなりアップテンポで軽快なリズムのお囃子が奏でられます。
子供たちのリズム感や技術もすごいのですが、なんと演奏を途切れさすことなく太鼓の打ち手がどんどんと入れ替わるのには驚かされました。
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棒振り囃子
次に披露されたのは棒振り囃子です。子供たちがお囃子に合わせて棒を振ったり回したりします。堂々としている子もいれば恥ずかしそうにしている子もいて微笑ましい光景でした。
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獅子舞
最後は獅子舞い。暴れる獅子に向かって蜘蛛が糸を豪快に放つと集まった多くのギャラリーから歓声があがりました。
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最初は子供だからと少し侮って見ていたのですが、素晴らしい演奏、演技に感心することしきりでした。
参加している子供たちの割合は女子がかなり多く、男子は少数。この年頃の男の子はこういったことに参加するのがまだつまらないのか恥ずかしいのでしょうか。
初めてじっくり伝統芸能を見てその素晴らしさに気づき、若い人に確実に伝統芸能が受け継がれているのを目の当たりにし、あぁ京都ってやっぱりいいなと感じた宵々山の夕方でした。
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