秋の宗忠神社
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宗忠神社の桜
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宗忠神社 むねただじんじゃ

  • 神楽岡宗忠神社

皇室や公家から篤い崇敬を受ける神社

宗忠神社は、黒住教の教祖である黒住宗忠を祀る神社で京都と、黒住宗忠の生地で黒住教の本部のある岡山にあります。

黒住宗忠は1850年に没し、1856年に朝廷から「宗忠大明神」の神号が与えられました。1862年に宗忠の門人の赤木忠春らが、吉田神社より社地の一部を譲り受けて宗忠を祀る神社を創建したのが宗忠神社の始まりです。1865年には朝廷の勅願所とされ、皇室や公家から篤い崇敬を受け、明治時代には県社に列格しました。

岡山の宗忠神社との区別のため、鎮座地名から「神楽岡宗忠神社」とも呼ばれます。

神井戸

黒住宗忠の第一の弟子、赤木忠春の発案により掘られた井戸です。山の上の土地であることから「水は出ない」と言われていましたが、渾身の祈念によって一夜に真清水が湧き出たと伝わる霊験あらたかな井戸です。それ以来こんこんとわき続け、神社に何か御神慮に叶わぬことが起ると水が濁るといわれ、まさに神楽岡の霊水として珍重されています。

逆立ちをする狛犬

正参道の入り口には、全国でも珍しい、備前焼の逆立ちの狛犬があります。 備前焼の狛犬や、逆立ちの狛犬は、それぞれ存在しますが、二つが合わさったものは、全国でもあまり例の見られないものです。

所在地
〒606-8314
京都府京都市左京区吉田下大路町63
御祭神
黒住宗忠(宗忠大明神)
交通アクセス
市バス「岡崎道」下車 徒歩10分
市バス「近衛通」下車 徒歩15分
市バス「真如堂前」下車 徒歩15分

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