高桐院
高桐院
みどりの高桐院
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秋への扉
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高桐院 青もみじ
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高桐院 夏
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高桐院の世界・冬5
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高桐院 秋
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高桐院 こうとういん

大徳寺の塔頭

江戸時代初期の武将で茶人としても有名な細川忠興(三斎)が父、幽斎の弟、玉甫紹琮を開祖として建立した大徳寺の塔頭で細川氏の菩提所である。三斎は茶人としては利休七哲の一人といわれる名手で、書院は利休の邸宅を移築したものといわれる。書院に続く茶室松向軒は三斎好みの二帖台目で、三帖の水屋がつき、壁や天井にも趣向が凝らされていて有名である。境内にある三斎の墓標の石灯籠も利休が三斎に贈ったものと伝えられている。書院の庭は江戸初期の作庭、本堂の前庭は楓の樹を巧みに配しているのが特色である。寺宝では中国南宋時代の画家、李唐の山水画、二幅が特に有名で現存する墨絵山水画の圧巻と賞賛されている。境内には三斎とその夫人ガラシャの墓、近世初期の歌舞伎踊りの名手、名古屋山三郎、出雲阿国の墓がある。

見どころ

22カ寺の塔頭を持つ大徳寺の広い境内で、竹林のある片隅にひっそりとたたずむ。紅葉に包まれた参道の石畳を歩いて玄関を入ると、奥の中庭が見透かせる。特にかえでの木が多い南庭を一面に埋めつくす散り紅葉はすばらしい。庭園の苔とのコントラストもまた美しいものです。

※拝観休止中。令和5年度再開未定

所在地
〒603-8231
京都市北区紫野大徳寺73-1
TEL
075-492-0068
正式名
高桐院
創建年
1602年(慶長7)
山号
龍寶山
宗派
臨済宗大徳寺派
本尊
釈迦如来
開基
細川忠興
文化財
絹本墨画山水図(国宝) 絹本著色稲葉良籌像・絹本著色牡丹図(国・重要文化財)
料金
500円
時間
9:00~16:00(受付終了15:30)
駐車場
有り(有料:50台) 大徳寺駐車場利用500円
交通アクセス
市バス(1、205、206)「大徳寺」「建勲神社前」下車、徒歩約5分
地下鉄「北大路駅」下車、徒歩15分
備考
新型コロナウイルスの影響により当面の間、 拝観休止
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