詩仙堂のサツキ
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詩仙堂の夏
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詩仙堂
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詩仙堂 玄関 蕭月桜
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詩仙堂
詩仙堂 書院よりの紅葉
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詩仙堂 しせんどう

  • 六六山
  • 丈山寺
  • 凹凸窠

見どころ

境内一円が国の史跡に指定されていて詩仙の間には狩野探幽、狩野尚信、兄弟筆の中国三十六詩仙の肖像に石川丈山がそれぞれの詩人の詩を墨書した額があります。 石川丈山はここに31年間隠棲して仙人の境涯に生きました。

凹凸窠(おうとつか)の詩仙の間には、狩野探幽の描いた中国の漢晋唐宋の詩人36人の肖像画に丈山が隷書体で書いた詩とともに掲げられています。36人の詩人の選定には丈山と親交のあった儒学者・林羅山の意見も求め、左右18人、それぞれの組み合わせに意味を持たせて掲げているそうです。現在の詩仙の間は,昭和三十八年に復元されたものです。

凹凸窠の詩仙の間から眺める初夏の庭は、白砂が敷きつめられた周囲の丸く刈り込まれたサツキと、遠景の楓の緑が独特の雰囲気を醸し出しています。この庭の魅力のひとつに、サツキの花が咲く季節と紅葉の季節では全く異なる姿(コントラスト)が楽しめることが挙げられます。
さらに、廊下を含めて広間のどの場所から眺めるかによって庭の印象が変わります。四季を通じて参詣者の心を落ち着かせてくれるこの庭で、時の流れを忘れてみられてはいかがでしょう。
[[[(文 kojiroさんレポート『石川丈山の草庵「詩仙堂」』より)]]]

日本で始めての「ししおどし」

庭のサツキの花にも劣らない、あるいはそれ以上の存在感を持ったキリシマツツジが、入り口近くの中庭に5月の初め頃にたくさんの赤い花を咲かせます。そして、参詣者を迎えてくれます。秋になると、庭のあちらこちらで楓が色づきます。その色は、濃赤、赤、オレンジ、黄色など、言葉で表現するのが難しいぐらいたくさんあり、庭中が絵画のように華やかになります。
庭に「ししおどし」があります。日本で始めて「ししおどし」が作られたのが「詩仙堂」です。静かに庭を見て、心を落ち着かせているとき、竹の音が響きわたり、とても風情があります。
[[[文 Michyさん]]]

ミシュラングリーンガイド

【庭園】が一ツ星に選ばれています。

御朱印

※いただける御朱印の種類は、期間によって変わる場合があります。

所在地
〒606-8154
京都市左京区一乗寺門口町27
TEL
075-781-2954
FAX
075-721-9450
正式名
六六山 詩仙堂 丈山寺 凹凸窠
創建年
1641年(寛永18)
山号
六六山
宗派
曹洞宗永平寺派
本尊
馬郎婦観音
開基
石川丈山
文化財
詩仙堂(国・史跡)
料金
大人 700円
高校生 500円
小・中学生 300円
時間
9:00~17:00(16:45受付終了)
駐車場
無し ※近隣民営約30台有(有料)
交通アクセス
市バス「一乗寺下り松町」下車、東へ徒歩7分
公式Webサイト
https://kyoto-shisendo.net/
備考
5/23 丈山忌一般拝観休止

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