神泉苑 しんせんえん
義経と静御前の出会いの場所
平安京最古の庭園といわれている神泉苑は、794年に桓武天皇が平安京の造営にあたり大内裏の南の沼沢を開いて設けられた苑池であり、常に清泉が湧き出すことから神泉苑と名づけられました。京都の地形は北高西南低で昔この辺は湿地帯となっていましたが、それをうまく利用して禁苑としたのが神泉苑です。かつては広大な地を占め天皇御遊の庭園として四季折々に華麗な行事が催され、古くは今から千二百年以上もまえの812年(弘仁3年)二月十二日に「嵯峨天皇が神泉苑にて花宴の節を催し、文人達に詩を作らせた」という一文が「日本後紀」に記述されています。
現在は神泉苑に数十本のさくらがあり、3月20日頃からライトアップされます。
神泉苑大念仏狂言
毎年5月に行われていた大念仏狂言は、平成26年より11月に行われるようになりました。
大晦日のみどころ
苑内には日本で唯一の恵方社があります。大晦日の深夜に、ご住職らの手によって新年の恵方へと向きが変えられます。なので、訪れる年によって恵方社の向きが違うのです。
御朱印
※いただける御朱印の種類は、期間によって変わる場合があります。
- 所在地
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〒604-8306
京都市中京区御池通神泉苑町東入る門前町166 - TEL
- 075-821-1466
- 正式名
- 神泉苑
- 創建年
- 824年(天長1)
- 宗派
- 東寺真言宗
- 本尊
- 聖観音
- 開基
- 空海
- 文化財
- 木造不動明王坐像(重要文化財) 境内(国・史跡)
- 料金
- 無料
- 時間
- 9:00~17:00(年中無休)
- 駐車場
- 無し(二条城前駐車場を利用)
- 交通アクセス
- 阪急電車「四条大宮駅」下車、徒歩20分
JR「二条駅」下車、徒歩10分
地下鉄東西線「二条城前駅」下車、徒歩2分
- 公式Webサイト
- http://www.shinsenen.org/
- 備考
- 随時参詣可能。垣・柵・戸閉してあるところは入れない。
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