京都の観光スポット

ずいほういん

瑞峯院

大徳寺の塔頭

1535年九州の戦国大名、大友宗麟が建立した大徳寺の塔頭です。宗麟は徹岫宗九を開祖に迎え自分の菩提寺として建立、自らの法名を以て瑞峯院と名付けられました。なお、宗麟は後にキリスト教の洗礼を受けたキリシタン大名としても知られ、瑞峯院には7個の石で構成された十字架の庭があります。

独坐庭(どくざてい)

日本を代表する昭和の作庭家・重森三玲(しげもりみれい)氏の作庭で、石庭が美しい枯山水で、蓬莱山と島に見立てた岩に打ち寄せる荒々しい波を砂利で表現しています。

閑眠庭(かんみんてい)

重森三玲氏がキリシタン大名として知られている大友宗麟のことを想い、庭に斜めに配置し、縦4個、横3個の7つの石で十字架をかたどることで万民の霊を弔っているそうです。

茶庭(ちゃてい)

方丈の中庭、通称「茶庭」があります。中央にはキリシタン灯籠がしつらえてあり、この灯籠はわざと下の部分が埋まっており、埋められた部分に「聖母マリア像」が隠れています。
キリスト教が弾圧されていた時代、隠れキリシタンの人たちはこのようにしながら信仰を続けていたと思われます。

所在地
〒603-8231 京都市北区紫野大徳寺町81 大徳寺山内
TEL
075-491-1454
正式名
瑞峯院
山号
龍寶山
宗派
臨済宗大徳寺派
本尊
釈迦如来
創建
1535年(天文4)
開基
徹岫宗九
料金

方丈・表門・唐門(国・重要文化財)
絹本著色虚堂智愚像(府・重要文化財)

時間

9:00~17:00

駐車場

有り

交通アクセス

市バス「大徳寺前」下車、徒歩2分

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※ [  ] 内は、瑞峯院からの直線距離

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