大仙院 だいせんいん
- 臨済宗大徳寺派
- 大徳寺塔頭
大徳寺塔頭
大徳寺北派の本庵であり、1509年に大徳寺76世住職大聖国師(古岳宗亘禅師)によって創立されました。本堂は入母屋造、銅板葺で我国最古の方丈建築遺構といわれ国宝に指定されています。建物内には相阿弥の「瀟湘八景図(しょうしょうはっけいず)」、狩野元信の「四季花鳥図」、狩野之信「四季耕作図」といった貴重な襖絵も飾られています。
また漬け物の「たくあん」を考案したとされる七世の沢庵和尚(1573~1646年)が21歳の宮本武蔵に禅の極意を教えた所としても有名です。
方丈・書院から眺める枯山水庭園
庭園は室町時代の枯山水を代表する石庭で、狭い庭に無数の岩石を配して山と滝と渓流とを表わしています。
中央の背の高い観音石、不動石と称する2つの石が滝を現し、その左側に亀島、右側に鶴島が配されています。蓬莱山の滝(亀島と鶴島の間)から流れる水は、石橋の下をくぐり、一旦堰を落ちて大河となり、宝船に見立てた船石が浮かび、小亀の泳ぐ景色を見ながらついには方丈南庭の大海へ。また、滝の水が亀島の前を通って西へ流れれば、方丈北庭の中海へ注ぎ、まさに水墨山水画の世界です。
- 所在地
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〒603-8231
京都市北区紫野大徳寺町54-1 - TEL
- 075-491-8346(9:00~16:30まで)
- 正式名
- 臨済宗大徳寺派 大徳寺塔頭 大仙院
- 創建年
- 1509年(永正6)
- 宗派
- 臨済宗大徳寺派北派
- 本尊
- 釈迦牟尼佛
- 開基
- 古岳宗亘
- 文化財
- 本堂・大燈国師墨蹟(国宝) 書院(国・重要文化財) 書院庭園(国・史跡、特別名勝) 方丈庭園(国・特別名勝)
- 料金
- 大人 400円
小中学生 270円
抹茶代 200円 - 時間
- 3月~11月 9:00~17:00
12月~2月 9:00~16:30 - 駐車場
- 有り(大徳寺駐車場、有料)
- 交通アクセス
- 市バス「大徳寺前」下車、徒歩5分
- 公式Webサイト
- https://daisen-in.net/
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