伏見稲荷大社 ふしみいなりたいしゃ
711年(和銅4)秦氏が稲荷山に鎮祭し、816年(弘仁7)現地に社殿が移されたと伝えられています。852年(仁寿2)祈雨奉幣以来朝延から、度々勅使が遣わされ、五穀豊穣、家業繁栄の神として古くより庶民の深い信仰を集めました。今日では、稲荷山には信者から寄進された朱の鳥居が林立していて、その風景は、伏見稲荷大社の代名詞となっています。
おもかる石
灯籠の前で願い事を祈念して石灯籠の空輪〔頭〕を持ち上げ、その時に感じる重さが自分の予想していたよりも軽ければ願い事が叶い、重ければ叶わないとする試し石で一般には「おもかる石」の名で親しまれています。
白いキツネ
神様のお使いで眷属(けんぞく)と呼ばれる白狐(びゃっこ)。この白い色は、目に見えない透明で特別な力を持つキツネを表しています。キツネは穀物の天敵であるネズミを食べてくれるため、五穀豊穣の神様のお使いと考えられています。そのキツネがくわえているものには、色々な種類があります。稲穂は五穀豊穣、鍵は大切なものを収蔵する蔵の鍵、巻物は知恵、宝珠(ほうじゅ)は霊徳を象徴しています。
ミシュラングリーンガイド
【伏見稲荷大社】・【千本鳥居】が二ツ星に選ばれています。
- 所在地
-
〒612-0882
京都市伏見区深草藪之内町68番地 - TEL
- 075-641-7331
- 正式名
- 伏見稲荷大社
- 創建年
- 和銅年間(708縲鰀715年)
- 御祭神
- 宇迦之御魂大神
- 例祭
- 5月3日
- ご利益
- 五穀豊穣、家内安全
- 文化財
- 本殿・御茶屋(国・重要文化財)
- 料金
- 一般参拝は無料
(但し、ご祈祷拝受は有料) - 時間
- 8:30~16:30
- 駐車場
- 有り(バス20台分無料(境外)、乗用車100台分無料(境内))
- 交通アクセス
- JR奈良線「稲荷駅」下車、すぐ
京阪電車「伏見稲荷駅」下車、徒歩約5分
市バス「稲荷大社前」下車、徒歩約7分 - 公式Webサイト
- http://inari.jp
★★ ミシュラングリーンガイド 二ツ星
※当サイトに掲載の内容はすべて掲載時点での情報です。変更となる可能性がありますので、お出掛けの際は念の為事前にご確認ください。