善峯寺 よしみねでら
- 善峰寺
桂昌院ゆかりの寺
善峯寺は西国三十三箇所霊場の第20番札所として知られ、十一面千手観音菩薩を本尊としています。平安時代中期の長元2年(1029年)に源算上人により開かれた天台宗系の寺院で、室町時代には、後花園天皇が伽藍を改築され、当時は52の僧坊がありましたが、応仁の乱の兵火で焼失してしまいました。 その後、江戸時代になり徳川5代将軍徳川綱吉の生母・桂昌院(けいしょういん)によって復旧され、今に至っています。
桜の季節の見どころ
春になると、枝垂桜や山桜、染井吉野などの桜が咲き誇り、境内全体がピンク色に染まります。
境内には樹齢300年を超える枝垂桜の巨木があり、これは桂昌院お手植えの桜と伝えられています。
【桜の本数】約500本
紅葉の季節の見どころ
秋には、本堂前や阿弥陀堂への石段、本坊の庭など、広大な境内の各所で鮮やかな紅葉が広がります。境内の奥の院まで登れば、京都市内も一望できます。天然記念物の遊龍の松の青緑と紅葉のコントラストも美しいです。
初夏の季節の見どころ
境内の南面に位置するおよそ3千坪の「白山・桜あじさい苑」では、あじさいが1万本という規模で咲きます。青やピンクのあじさいが山肌一面を覆い尽くし、見渡す限りあじさいを楽しむことができます。見晴らしの良い高台から、あじさい越しに京都市街を一望する景色も圧巻です。
遊龍の松
多宝塔の前にある龍の姿に似ている「遊龍の松」は、元は全長が54mもありましたが、平成6年に松食い虫のために北側の松が15mほどが切られました。「日本一の松」と呼ばれており、「遊龍」の名称は安政4年(1857年)花山院前右大臣家厚公により付けられたものです。「新日本名木100選」に選ばれています。
- 所在地
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〒610-1133
京都市西京区大原野小塩町1372 - TEL
- 075-331-0020
- FAX
- 075-332-8342
- 正式名
- 善峯寺
- 創建年
- 1029年(長元2)
- 山号
- 西山
- 宗派
- 善峰観音宗
- 本尊
- 十一面千手観世音菩薩2体
- 開基
- 源算
- 文化財
- 多宝塔・絹本著色大元帥明王像(府・重要文化財) 遊龍松(国・天然記念物)
- 料金
- 入山料
大人 500円
高校生 300円
小・中学生 200円 - 時間
- 土日祝日8:00・平日8:30 ~ 17:00(16:45受付終了)
- 駐車場
- 有り
- 交通アクセス
- 阪急バス「善峯寺」下車、徒歩8分
- 公式Webサイト
- http://www.yoshiminedera.com/
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