六道珍皇寺 ろくどうちんのうじ
- 六道さん
あの世とこの世を結ぶ寺あの世とこの世を結ぶ寺
六道珍皇寺の一帯はかつての葬送地でした。鳥辺野入り口にあたり六道の辻といいます。鳥辺野へ至る道筋にあたる六道珍皇寺にて野辺の送りの法要を行い、この地で最後のお別れの後、おんぼうにより風葬の地である鳥辺山の麓へと運んで行きました。そんな風習の為か、珍皇寺の辺りを中世以降「六道の辻」と呼び、他界(地獄)への入り口とされてきました。この六道とは仏教の説く六道輪廻の死後の世界のことで地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上界の六つの世界を指します。衆生は死後生前の善悪の業により六道のいずれかに赴くとされ、珍皇寺はこの六種の冥界への入り口にあたり、人の世の無常と儚さを感じる「あの世とこの世」の分岐点と信じられてきました。
毎年お盆前に鳴り響く、お迎えの鐘
鐘楼にかかる鐘は、毎年お盆に精霊をお迎えするために撞かれますが、古来より、この鐘の音は遠くは十萬億土の冥土まで響き渡り、亡者は、そのひびきに応じてこの世に呼び寄せられると伝わっています。このことより「お迎え鐘」と呼ばれています。
御朱印
※いただける御朱印の種類は、期間によって変わる場合があります。
- 所在地
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〒605-0811
京都市東山区松原通東大路西入ル - TEL
- 075-561-4129
- 正式名
- 六道珍皇寺
- 創建年
- 伝・承和年間(834年~848年)
- 山号
- 大椿山
- 宗派
- 臨済宗建仁寺派
- 本尊
- 薬師如来
- 開基
- 伝・山代淡海
- 文化財
- 木造薬師如来坐像(国・重要文化財)
- 料金
- 境内/無料
本尊・薬師如来並びに寺宝の拝観(要予約)/有料 - 時間
- 9:00~16:00(受付終了)16:30閉門
- 交通アクセス
- 市バス「清水道」下車、徒歩約5分
京阪「清水五条」駅下車、徒歩約15分 - 公式Webサイト
- http://www.rokudou.jp/
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