法住寺 ほうじゅうじ

後白河上皇の御陵をまもる寺として江戸時代まで長く存続し、明治には御陵と寺が分離されて現在に至ります。

みがわりさん

木曽義仲の法住寺殿襲撃の際、当時の天台宗座主 明雲が法皇をかばって亡くなったことから、本尊の不動明王が明雲となり身代わりになったと信じられ、「身代わり不動明王像」と呼ばれています。あらゆる災厄から身代わりとなって護ってくれるといわれ、「みがわりさん」と呼ばれ古くから親しまれています。

また忠臣蔵で有名な大石内蔵助が身代わり不動明王像に祈願した縁で、四十七士木像が祀られているほか、明治維新後に仏光寺から運ばれてきた親鸞作の阿弥陀如来像、親鸞が自分で彫った自身の御像で、親鸞の身代わりになったとされる不思議な木像「そば喰いの御像」も安置されています。

長谷川町子さんの菩提寺

サザエさんの作者長谷川町子さんが、生前、法住寺を訪れ先代住職とお話された縁で、遺骨が安置されています。

所在地
〒605-0941
京都市東山区法住寺三十三間堂廻り町655
TEL
075-561-4137
FAX
075-541-6787
正式名
法住寺
創建年
988年(永延2)
宗派
天台宗
本尊
不動明王
開基
藤原為光
料金
拝観無料
時間
9:00~17:00
交通アクセス
市バス「三十三間堂前」下車、徒歩2分
公式Webサイト
https://hojyuji.jp/
備考
写経は毎日9:00~16:00(入寺)一人1500円、10名以上は精進料理付で一人3000円(要予約)
写経会は毎月第3日曜日10:00より、写経後点心付1500円
カテゴリー

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