妙顕寺 みょうけんじ
鎌倉時代後期、元亨元年(1321)に創建された京都における日蓮宗最初の寺院。応仁の乱や宗派間の紛争(天文法難)により長い間、移転を繰り返しましたが、戦国時代には東西は西洞院から油小路、南北は御池から二条にわたる大規模な敷地を有し、豊臣秀吉が京都の宿所として利用していたことで有名です。
妙顕寺、妙覚寺、立本寺の三寺で「龍華の三具足(りゅうげのみつぐそく)」と呼ばれています。
趣が異なる三つの庭園
客殿の前庭は、「龍華飛翔(りゅうげひしょう)の庭(四海唱導の庭)」という枯山水、書院前庭の「光琳曲水の庭」は尾形光琳の屏風絵を元にして作庭されたといわれています。また、「孟宗竹林の坪庭」は、五角形の庭面で苔地に孟宗竹だけが植えられています。様々な風情の庭が目を楽しませてくれます。
妙顕寺塔頭
久本院 / 十乗院 / 泉妙院 / 法音院 / 恩命院 / 善行院 / 本妙院 / 實成院 / 教法院
- 所在地
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〒602-0005
京都市上京区寺之内通新町西入妙顯寺前町514 - TEL
- 075-414-0808
- FAX
- 075-414-0848
- 正式名
- 妙顕寺
- 創建年
- 1321年(元亨3年)
- 山号
- 具足山
- 宗派
- 日蓮宗
- 本尊
- 三宝尊
- 開基
- 後醍醐天皇
- 文化財
- 妙顕寺文書(重要文化財)
- 料金
- 境内無料、庭園500円(特別公開800円)
- 時間
- 境内自由、庭園10:00~16:30(受付終了16:00)
- 交通アクセス
- 地下鉄「鞍馬口駅」下車、徒歩約10分、「今出川駅」下車、徒歩約15分
市バス「堀川寺ノ内」下車、徒歩約5分
- 公式Webサイト
- https://shikaishodo-myokenji.org/
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