
夕空に浮かぶ梅の花

2月が半ばに入りかけた頃、梅の花の香りが無性にこいしくなって、御所の梅林に行きました。
あたり一面にただようやさしい香りと、梅のお花の気品ある佇まいに魅了されてあちらこちらをさまようように歩き回るうちに、いつしか時間がとても早く過ぎてしまい、気づくともう夕暮れ近くになっていました。
空が一瞬色を失い、これから夕照がはじまるかはじまらないかの薄明の時間に、ふと梅の樹を見上げると、お花のひとつひとつが夕暮れの空に浮かび、まるで浮遊しているように思えました。
オレンジ、うすいラベンダー色、そして水色とピンクのないまさったような不思議な色に、空も移り変わっていく中、中空に浮かんだ梅の花も、空にただよう夢を見るのかな、と思えた瞬間でした。
撮影場所
有料利用不可
- モデルリリース未取得
- プロパティリリース未取得
- ⇒被写体の権利確認について
※当ギャラリーの写真素材は申請された用途にのみご利用いただけます。ご使用用途ごとに使用申請が必要です。
⇒写真ギャラリーに関してよくある質問 | ⇒写真ギャラリーに関するお問い合わせはこちら
写真素材ご使用申請フォーム
写真作品をダウンロード/ご使用いただくには会員登録および写真素材ごとのご使用申請が必要です。以下の申請フォームよりお申し込みください。審査の結果、ご使用いただける場合は、ダウンロード用URLをお知らせいたします。