菅原道真ゆかりの地をめぐる

忠臣として名高く、宇多天皇に重用されて寛平の治を支えた一人であり、醍醐朝では右大臣にまで昇った道真公。しかし、左大臣藤原時平に虚偽の罪によって告発され、大宰府へ左遷され無念のままこの世を去りました。。死後天変地異が多発したため、道真公が祟りをなしたとされ天満天神として信仰の対象となりました。現在は学問の神として親しまれている菅原道真の足跡をたどります。
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菅原道真を祭神とする神社で、道真生誕の地といわれています。菅原道真邸や、菅家廊下といわれた学問所の跡で、天満宮誕浴の井が保存されています。また「東風吹かばにほひおこせよ梅の花 主なしとて春なわすれそ」と詠まれた飛梅もあります。
徒歩 【約2分】
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北菅大臣神社
菅大臣神社の北門から出ると『菅家邸址』の石碑が建っています。民家脇の道を少し北に行くと、鳥居と小さな社殿があり額には「紅梅殿」の文字。ここが道真の父是善(これよし)を祀る北菅大臣神社です。この辺りには菅原家の私塾「菅家廊下」、道真の書斎「山陰亭」があり、後に紅梅殿と呼ばれるようになったそうです。
徒歩 【約3分】
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火尊天満宮
火尊天満宮(かそんてんまんぐう)は、風早天満宮(かざはやてんまんぐう)とも呼ばれています。 祇園祭の際には油天神山(あぶらてんじんやま)を出す神社です。ご神体である菅原道真公の木像を山に遷します。
バス 【市バス「四条堀川」乗車、「天神公園前」下車】
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水火天神社とも呼ばれいます。御祭神が菅原道真公。都の水害・火災を鎮めるため醍醐天皇の勅願で道真公の師・尊意僧正に命じ、「水火の社天満自在天神宮」という神号の勅許を醍醐天皇より賜り、菅原道真公の神霊を勧請し建立されました。
徒歩 【市バス「堀川今出川」まで移動 】
バス 【市バス「堀川今出川」乗車、「北野天満宮前」下車】
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京都の人々からは北野の天神さんと呼ばれ、親しまれている北野天満宮、京都では御所の四方の鬼門の北西を護っています。この社は学問の神様で知られる菅原道真公をお祀りする、全国の天神様、天満宮の総本社です。道真公が京の都を去る時に「東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな」拾遺和歌集と詠まれ、こよなく梅を愛でたと有名ですが、道真を慕う庭木たちは飛桜伝説、飛松伝説を残し、飛梅伝説のように梅だけは見事その日一夜のうちに道真の暮らす大宰府まで飛んでゆき、太宰府天満宮の樹齢千年を超える白梅となり、梅のなかではいちばん先に咲き始めると言います。北野天満宮の梅苑は1,500~2,000本の梅が植えられ、例年2月初旬に公開され3月下旬まで公開される予定です。
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