本殿にお参りを
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日本最初の天満宮 水火天満宮
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京都一本桜20、水火天満宮
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水火天満宮の桜2019
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水火天満宮 すいかてんまんぐう

歴史

水火天満宮は延長元年(923年)、後醍醐天皇の命で菅原道真の神霊を勧請し建立されたそうです。祭神は菅原道真で、日本最初の天満宮といわれています。
建立当時は上天神町にありましたが、1952年、堀川通の拡張に伴い現在の場所に移転しました。

見どころ

境内には、出世祈願や就職祈願にご利益がある「出世石」、眼に効くといわれている「金龍水」や安産の石「玉子石」があります。
地元の方々には「水火の天神さん」と呼ばれており水難火難避けの御利益があると親しまれています。

登天石

都を水難から守られたとの言い伝えのある「登天石(とうてんせき)」があります。道真公が大宰府で亡くなられてから、都では天変が相次ぎ、落雷の災いが続いたことから、道真公の怨霊の祟りだとされました。醍醐天皇は、天変地異を鎮めるために延暦寺の法性坊尊意僧正に祈祷を依頼し、勅命を受けた尊意が、急ぎ山を下りて宮中へ向かう途中、鴨川が急に増水し尊意の行く手を阻みました。
しかし尊意が手にした数珠をひともみして、天に向かい神剣をかざして祈りを捧げたところ、たちまち水位が下り、川面が二つ分かれて水流の間から一つの石が現れました。
その石の上に道真公の神霊が現れやがて昇天し、雲の上に飛び去って荒れ狂っていた雷雨も止みました。尊意はその石を持ち帰り供養したと云われています。

2本の枝垂れ桜

開花期の異なる紅枝垂桜と八重紅枝垂桜が前後して咲くため、1ヶ月近くにわたって桜を楽しむことができます。枝垂桜が2本あるだけですが、境内を覆い尽くすように咲き誇り、とても美しいです。

御朱印

※いただける御朱印の種類は、期間によって変わる場合があります。

所在地
〒〒602-0071
京都府京都市上京区堀川通上御霊前上ル扇町722-10
TEL
075-451-5057
創建年
923年
御祭神
菅原道真公
例祭
10月10日(例大祭)
ご利益
災難除け
交通アクセス
市バス 9系統 西賀茂車庫行 天神公園前下車 堀川通を東側へ渡る
地下鉄 烏丸線 鞍馬口駅より 0.84 km 徒歩約10分
公式Webサイト
http://suikatenmanguu.com
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