南東エリアで桜を愛でる 大石神社〜醍醐寺界隈

京都の南東、洛南エリアも桜の名所が点在します。豊臣秀吉の「醍醐の花見」で有名な世界遺産の醍醐寺をはじめ、小野小町、大石内蔵助など、歴史の登場人物にゆかりのある寺社で桜を愛でるコースをご紹介します。

大石神社

境内の鳥居横にあるのが、御神木のしだれ桜「大石桜」です。枝が大きく広がり、地面に触れそうなくらい伸びる長い枝に花をつける姿は絢爛豪華。桜のカーテンを広げたような美しい光景です。赤穂浪士、大石内蔵助良雄公をご祭神として創建され、忠臣蔵で主君の仇討ちという大願を果たした祭神にちなみ、「大願成就」の神徳で信仰を集めています。

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大石神社

バス 京阪バス 「大石神社」乗車、「勧修寺」下車 【約8分】

勧修寺

白い築地塀と染井吉野が続く桜並木が境内へと誘ってくれます。また境内の南に広がる氷室池、観音堂周辺にも桜が咲き誇り、水面に映る様はとても優雅です。この氷室池は9世紀に勧修寺ができる前からあったとされる、国内有数の古い池です。平安時代にはこの池に張る氷の厚さで、その年の五穀豊穣を占ったといわれています。

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勧修寺

徒歩 徒歩 【約800m】

随心院

梅の名所としても有名ですが、梅の開花が遅めのため、桜と梅の競演を見ることもできます。総門前や薬医門を飾るように背の高い染井吉野が咲き誇り、背後の山並みをバックに開放感ある春を感じることができます。小野小町ゆかりのお寺としても有名で、境内には彼女が朝晩使用したといわれる「化粧の井戸」や、蓮の花弁をかたどった紙を水に浮かべて消えると願いが叶う蓮弁祈願も人気です。

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随心院

徒歩 徒歩 【約1000m】

醍醐寺

太閤秀吉が贅を尽くして催した「醍醐の花見」が有名です。広大な境内には染井吉野、山桜、八重桜など数種類、約1000本もの桜が3週間をかけて咲くので、長い期間桜を楽しむことができます。霊宝館のしだれ桜や、金堂わきの大山桜、三宝院前や国宝の五重塔を背景に咲く桜が見どころです。桜並木をゆったりと歩きながら、秀吉の気分になって花見をお楽しみください。

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醍醐寺
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