東寺は世界遺産で桜の名所、しかも京都駅近く メインイメージ

東寺は世界遺産で桜の名所、しかも京都駅近く

閲覧数 1074 投稿日 2016/05/31

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東寺、別名「教王護国寺」は、823年に嵯峨天皇から空海、後の弘法大師に下賜されて以来、鎮護国家のため、また真言密教の根本道場として1200年に渡り信仰を集めてきました。京都駅にほど近く、五重塔は新幹線から見えるため京都のシンボルの一つとして親しまれています。金堂・講堂には国宝・重要文化財の仏像群が鎮座し、平安時代最初期から現在まで京都を代表する名所であり続けてきたことから、1994年に世界遺産となりました。春には不二桜と呼ばれる枝垂桜を筆頭に多数の桜が咲き誇り、いつも以上に参拝客・観光客が訪れます。 またお大師様の月命日21日には、境内で弘法市が毎月開催され、ずらりと並んだ露天で骨董品や着物が売買されます。いまだに人を引き付ける魅力はさすがお大師様ですね。

五重塔は高さ日本一

高さ54.8m、木造の塔としては日本一の高さを誇る国宝です。826年に創建に着手して以来、4度も雷火や不審火によって焼失し、現在の塔は5代目で江戸幕府の三代将軍 徳川家光によって再建されました。塔内には曼荼羅や仏像が配置され、真言密教の世界観を表しています。

高さは54.8m

高さは54.8m

不二桜

弘法大師の「不二の教え」つまり”二つと無い貴重な教え”に因んで命名された枝垂桜です。2006年に弘法大師の帰朝後1200年を記念して信者から寄贈され、高さ13メートル、枝張り10mの巨木ながら、ここに移植されました。景色に溶け込んでいますが、つい10年前のことだったんですね。

高さ13メートル、枝張り10mの不二桜

高さ13メートル、枝張り10mの不二桜

金堂と講堂

東寺の境内は、金堂、講堂、食堂(じきどう)、御影堂、五重塔などの伽藍、また瓢箪池と呼ばれる大きな池を中心とする池泉回遊式庭園で構成されています。
写真右下が東寺の本堂に当たる金堂で、国宝に指定されています。内部には薬師如来坐像を中心に日光菩薩と月光菩薩、十二神将像などの多数の仏像群が安置されています。中でもご本尊の薬師如来坐像は高さ2.88m、台座と光背をを含めた総高10mの大きな木造仏です。
また写真右上に屋根の一部が写っているのが講堂で、こちらは重要文化財です。内部には御本尊の大日如来を中心に、五体の如来像、五体の菩薩像、五体の明王像、四天王像、梵天・帝釈天像など、全21体の密教尊が配置され、立体曼荼羅を構成しています。
いずれも堂内で国宝・重文の仏像群が多数拝観でき、その数と質の高さには圧倒されます。

堂内は圧巻の仏像群!

堂内は圧巻の仏像群!

御影堂と桜

写真の御影堂も国宝の一つ、かつて空海が住んでいたとされる住宅風の仏堂です。堂内には同じく国宝の弘法大師坐像が安置され、今なお毎朝6時に朝食を捧げる「生身供」の儀式が行われ、多くの参拝客が集まります。春にはお堂の前で桜が咲き、お大師様をもてなします。

お大師様もお花見

お大師様もお花見

瓢箪池の桜

瓢箪池の周りは桜が植えられ、池に散ると花筏となります。撮影時はまだ満開でしたので、ちらほら水面に花弁が浮かんでいました。

花筏は少し先

花筏は少し先

池泉回遊式庭園を歩く

満開直前、花が空間を埋めながらも少し蕾が残り、桜の生命力に溢れる風景も見られました。写真の桜も、「さあいよいよ満開に向けて準備は万全、私を見て!」と言わんばかりの勢いが感じられます。

桜の満開準備万端!

桜の満開準備万端!

花の集合体

上品な薄いピンクの花々がギュッと集まり、私達を魅了してくれます。

上品なピンクに魅了された!

上品なピンクに魅了された!

白とピンク

東寺も白い桜とピンクの桜があるようで、より華やかな桜景色を演出しています。ピンクとはいえ、あくまで淡い色のため、白と調和できるのが特徴でしょうか。

調和の美

調和の美

巨大伽藍

金堂の写真ですが、右下隅に写っている人を御覧ください。人と比べると、金堂の大きさがお分かりいただけると思います。金堂は東寺の南端にあり、南大門から境内に入ると眼前の巨大な木造伽藍に、しばし目を奪われます。

南大門から入ると金堂の偉容が体感できます

南大門から入ると金堂の偉容が体感できます

桜の雲間に浮かぶ五重塔

五重塔は足元を桜に囲まれ、あたかも塔が桜の雲間に浮かんでいるように見えます。

やはり東寺の五重塔は絵になります

やはり東寺の五重塔は絵になります

大きめの花弁

京都御苑の枝垂桜と較べて少し大きめの花弁が重なり合い、ピンク色の濃さに変化を持たせています。またこちらの桜の方が、力強くも見えます。

東寺桜のクローズアップ

東寺桜のクローズアップ

境内を見渡す

境内の北端から、不二桜越しに東寺の境内を見渡したところです。京都駅から徒歩15分と至便の名所ですし、1200年に渡り幾度の焼失も乗り越えて継承された文化財を見て、人間の意志の力と技術力の素晴らしさを感じられてはどうでしょうか。私も今ひとつ調子が良くない時はここに来て、金堂や講堂の仏像にエネルギーを補充していただくようにしています。

文化財の継承に人の意志と技術の力を感じて

文化財の継承に人の意志と技術の力を感じて

夜の東寺を楽しむ

ここまで通常時間の東寺の姿をご紹介しましたが、桜の季節にはライトアップされた夜の東寺を見ることもできます。まずは五重塔から。

まずは五重塔と桜のライトアップ

まずは五重塔と桜のライトアップ

夜の東寺をもう一枚

こちらは、手前から桜、講堂、金堂のライトアップです。ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。本レポートをこれで終了、皆さんの旅行プランニングの参考になれば幸いです。

構造、金堂と桜のライトアップ

構造、金堂と桜のライトアップ

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