上賀茂神社境内の紅葉
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上賀茂神社 楼門②
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上賀茂神社 楼門と桜
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上賀茂さんの枝垂れ桜
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祈りの草
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上賀茂神社
ならの小川
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上賀茂神社 かみがもじんじゃ

  • 賀茂別雷神社

『山城国風土記』によると、玉依媛命(たまよりひめのみこと)が鴨川で水遊びをしていると上流から丹塗矢が流れてきました。それを床に置いたところ懐妊し、賀茂別雷命が出生。賀茂県主の一族がこれを奉斎したと伝えられています。丹塗矢の正体は、乙訓神社の火雷神とも大山咋神とも伝えられており、玉依媛命とその父の賀茂建角身命は下鴨神社に祀られています。国史では、698年(文武天皇2)3月21日、賀茂祭の日に騎射を禁じたという記事が初出で、他にも、750年(天平勝宝2)に御戸代田一町が寄進される等、朝廷から特別の信仰を受けていたことが伺えます。平安遷都の後は、王城鎮護の神社として伊勢神宮に次ぐ崇敬を受け、最高位である正一位の神階を受け、賀茂祭は勅祭とされました。810年(弘仁1)以降、約400年に渡り伊勢神宮の斎宮にならった斎院が置かれ、歴代の皇女が斎王として奉仕しました。明治の近代社格制度でも官幣大社の筆頭とされ、明治16年には勅祭社に定められています。

古典様式を忠実に受け継ぐ神社建築

下鴨神社とともに賀茂神社(賀茂社)と総称され賀茂神社両社の祭事である葵祭で有名です。
境内は緑あふれる広大な敷地で、一の鳥居から二の鳥居までは、競馬(くらべうま)などの五穀豊穣の神事が行われる開放的な芝生となっています。
社殿は本殿など2棟が国宝、34棟が重要文化財、境内は史跡に指定されています。
現在の本殿と権殿は1863年(文久3)に造替されたもので、東西に並んで配されており、共に正面3間,側面2間で正面に向拝をつけた流造ですが、正面の流れを長くしている点にこの形式の古制がよくしめされています。

ミシュラングリーンガイド

【上賀茂神社】が一ツ星に選ばれています。

御朱印

※いただける御朱印の種類は、期間によって変わる場合があります。

所在地
〒603-8047
京都市北区上賀茂本山339
TEL
075-781-0011
FAX
075-702-6618
正式名
賀茂別雷神社
創建年
伝678年(天武天皇7)
御祭神
賀茂別雷大神
例祭
5月15日(賀茂祭、葵祭)
ご利益
厄除け、方除け、災難除け
文化財
本殿・権殿(国宝) 本殿権殿取合廊・本殿東渡廊取合廊・唐門・楼門・渡廊・賀茂別雷神社文書など(国宝・重要文化財) 境内(国・史跡) 上賀茂やすらい祭(国・無形民俗文化財)
料金
無料
時間
【二ノ鳥居】5:30~17:00
【楼門・授与所】8:00~16:45
駐車場
6:00~22:00(有料)
交通アクセス
市バス4系統、46系統 「上賀茂神社前」下車,すぐ
地下鉄烏丸線「北山」駅から市バス「上賀茂神社前」下車,すぐ
市バス「上賀茂御薗橋」下車,徒歩約5分
市バス「御薗口町」下車,徒歩約3分
地下鉄「北大路」駅「北山」駅下車,タクシーで約10分
公式Webサイト
https://www.kamigamojinja.jp/

★ ミシュラングリーンガイド 一ツ星

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