新緑の下鴨神社
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春の下鴨神社
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葵祭りI 女房車
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下鴨神社 言社
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雪が舞う楼門(世界文化遺産/下鴨神社)
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下鴨神社 しもがもじんじゃ

  • 賀茂御祖神社

歴史

京都の社寺でも最も古い部類に入り、社伝では神武天皇の御代に祭神の伝承が見られます。いつごろ社殿が造営されたのかは諸説ありますが、奈良時代以前から幾度も社殿が造替された記録があります。
810年(弘仁1)以降約400年にわたって斎院が置かれ、皇女が賀茂斎王として賀茂社に奉仕しました。
他にも、『源氏物語』や『枕草子』等の王朝文学にしばしば登場する様に、この時代の文化、宗教の中心地の一つとして栄えました。
平安時代末期になると、全国に60余箇所もの荘園、御廚を持って勢力を誇りましたが、鎌倉時代、室町時代、そして戦乱の世になっていくにつれ、各地の荘園も絶えてしまいました。神殿守(殿司)と呼ばれる人々が全国をまわったのはこの頃の事で、賀茂神社を舞台とする能(謡曲)等に、そのころの様子を伺うことができます。
明治初年、全国の神社の代表として官幣大社の首位に置かれる事となりました。

世界文化遺産

社殿は1863年(文久3)再建の国宝の本殿二棟と重要文化財の殿舎五十三棟などがあり1994年(平成6)世界文化遺産に登録されました。

葵祭/京都三大祭

毎年5月15日都大路に王朝絵巻を繰広げる葵祭は有名で行列が当神社に到着すると「社頭の儀」が行われます。
賀茂祭(葵祭)は、544年(欽明天皇5)に始まり、当時祭りといえば賀茂祭を指した程、隆盛を極めました。平安遷都の後、王城鎮護の神として、また皇室の氏神として特別の信仰を受ける事となります。807年(大同2)には最高位である正一位の神階が授けられ、賀茂祭は勅祭とされました。

ミシュラングリーンガイド

【下鴨神社】が一ツ星に選ばれています。

所在地
〒606-8407
京都市左京区下鴨泉川町59
TEL
075-781-0010
FAX
075-781-4722
正式名
賀茂御祖神社
創建年
不詳(崇神天皇7年(紀元前90年)頃?
御祭神
玉依姫命 賀茂建角身命
例祭
5月15日(賀茂祭、葵祭)
ご利益
交通安全・旅行安全(下鴨神社):下鴨神社の祭神・建角身命が烏姿で神武天皇を先導し「八咫烏(やたがらす)」の称号を頂いたことからいわれています。 縁結び(相生社):二本の木が一本に結ばれた「連理の賢木(れんりのさかき)」 災難除け(井上社(御手洗社))
文化財
賀茂御祖神社 東本殿・西本殿(国宝・重要文化財) 賀茂御祖神社 祝詞舎・幣殿・東西廊ほか(重要文化財) 賀茂御祖神社境内(国・史跡)
料金
境内無料、大炊殿500円
時間
6:00~17:00(拝観時間は季節によって変更あり)
大炊殿10:00~16:00
駐車場
有り
交通アクセス
京阪電車「出町柳」駅下車,徒歩約12分
市バス「下鴨神社前」下車,徒歩約5分
公式Webサイト
https://www.shimogamo-jinja.or.jp/

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