知恩院 ちおんいん

  • 華頂山
  • 知恩教院
  • 大谷寺

浄土宗の総本山、知恩院の三門

知恩院の三門は三解脱門といい「空・無相・無作」の意味を持っており、1621年、徳川二代将軍、秀忠公の寄進によって建立されました。三門は木造の門としては日本一の高さを誇り、一階の桁行は26.6m、礎石より二階棟瓦頂部まで23.8mもあり、入母屋造り本瓦葺の五間三戸二階二重門で左右に山廊のある三門特有の形式です。三門正面に掲げる華頂山の額は霊元天皇の宸筆です。
三門をくぐり、境内へ向かう階段には男坂・女坂と言われる二つの坂があります。男坂は急な階段が続き、女坂はほんの少し遠回りしますが緩やかな階段が続きます。さぁ、どちらの坂から上りましょうか?

大晦日に鳴り響く除夜の鐘

大晦日の番組「ゆく年くる年」で除夜の鐘が中継される事で有名な知恩院の大鐘は、1636年に鋳造されました。日本三大名鐘の一つといわれ高さ約3.3m、口径約2.8m、厚さ約30cm、重さ約70tもあり、国の重要文化財に指定されています。除夜の鐘には一山僧侶17名により鐘がつかれ境内は数万人の参詣者で賑わいます。

見どころ

東山の華頂山から山内全体まで広範囲で紅葉を観賞でき、特に国宝「三門」の周辺や友禅苑の池の周りは見事です。御廟などに通じる長い石段では、広大な境内を見下ろしながら紅葉をめでることができます。
鴬張りの廊下、白木の棺、忘れ傘、抜け雀、三方正面真向の猫、大杓子、瓜生石が、知恩院の七不思議として伝わります。

ミシュラングリーンガイド

【知恩院】・【三門】・【御影堂】・【狩野派の絵画】が一ツ星に選ばれています。

御朱印

※いただける御朱印の種類は、期間によって変わる場合があります。

所在地
〒605-0086
京都市東山区林下町400
TEL
075-531-2111
正式名
華頂山 知恩教院 大谷寺
創建年
1175年(承安5)
山号
華頂山
宗派
浄土宗
本尊
法然上人像(本堂)  阿弥陀如来(阿弥陀堂)
開基
法然
文化財
本堂・三門・阿弥陀二十五菩薩来迎図ほか(国宝) 大方丈・木造阿弥陀如来立像・木造善導大師立像ほか(重要文化財) 方丈庭園(市・名勝) ムクロジ(市・天然記念物)
料金
庭園共通
大人 500円
中学・小人 250円
時間
9:00~16:00(年中無休) ※山行事の為、変更・拝観停止の場合有り
駐車場
有り(有料)
交通アクセス
京阪電車「祇園四条」駅下車,徒歩約10分
阪急電車「京都河原町」駅下車,徒歩約15分
地下鉄東西線「東山」駅下車,徒歩約8分
市バス「知恩院前」下車,徒歩約5分
公式Webサイト
https://www.chion-in.or.jp/

★ ミシュラングリーンガイド 一ツ星

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