天得院 てんとくいん

  • 大本山東福寺
  • 塔頭
  • 桔梗の寺

東福寺の塔頭

天得院は東福寺の塔頭25ヶ寺の一つです。
正平年間(1346―1370)に無夢一清(むむいっせい)禅師が開創し、一度は徳川家康に取り壊されるが、天明9年(1789)に再建されました。

通常非公開ですが、桔梗の咲く初夏と紅葉の秋に、年二回特別公開があります。

枯山水の庭園

杉苔に覆われた枯れ山水庭園は、桃山時代の作とされ、華頭窓を通して眺める紅葉の風情は秀逸。とりわけ300本の桔梗は作庭された頃から植えられていたといい「桔梗の寺」として知られ、寺紋も桔梗となっています。四季折々の花の寺として親しまれています。

荻原井泉水句碑

「石のしたしさよ しぐれけり」
この碑に刻まれるように、定型に囚われない句を生み出し続けた荻原井泉水(おぎわらせいせんすい)の句碑があります。明治から昭和にかけての俳人で、俳句雑誌「層雲(そううん)」を主宰していたことでも知られます。

所在地
〒605-0981
京都市東山区本町15丁目802
TEL
075-561-5239
正式名
大本山東福寺 塔頭 天得院
山号
慧日山
宗派
臨済宗東福寺派
本尊
釈迦如来
開基
無夢一清禅師
料金
一般 500円、小中学生 300円
(季節によって異なります)
時間
通常非公開
特別公開時のみ
交通アクセス
京阪電車、JR奈良線「東福寺」駅下車,徒歩約7分
市バス「東福寺」下車,徒歩約7分
公式Webサイト
https://tentokuin.jp/

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