
なからぎのみち
半木の道
- 桜の名所
鴨川を南から上流へ遡っていくと、下鴨の南で賀茂川と高野川に別れます。その賀茂川の北大路橋と北山大橋の間、左岸(東側)堤防上にある散策路が、半木の道(なからぎのみち)です。
『半木(なからぎ)』とは、川の隣にあった流木神社の名前に由来しているそうですが、洪水で流されてしまったのをきらって「半」の字をあてるようになったとか。
この散策路の隣にある京都府立植物園内には、「半木の森」と呼ばれる山城平野の植生をとどめる自然林があり、その中ほどに半木神社があります。
見どころ
「半木の道」は、京都府立植物園西側の賀茂川東側堤防の散歩道。約0.8キロにわたり、ヤエベニシダレザクラが「桜のトンネル」のように咲き誇る。賀茂川沿いの桜並木は、葵橋付近から上賀茂橋付近までが特に美しく、大文字や賀茂川のせせらぎを背景に、ソメイヨシノが帯のように咲きそろう。この道は植物園の域外としたため自由に散策でき、川と桜の見事な景色に酔いしれます。対岸の桜も霞の如く、正に京の春はたけなはです。
【桜の本数】 半木の道=73本
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