金地院 こんちいん

金地院沿革

金地院は応永年間に大業和尚が足利義持の帰依を得て北山に開創した禅寺である。慶長の初め崇伝長老が南禅寺塔頭に移建して現在に至る。本尊には地蔵菩薩を奉安す。金地院崇伝は徳川家康に近侍し、天海僧正と共に幕議に参画し自らは天下僧録司として社寺の事を掌り、寺門繁興、威勢頗る盛大であった。世に寺大名と称したのは金地院の別称である。また、崇伝長老は「黒衣の宰相」とも呼ばれ畏怖尊敬を一身に集めた名僧で、寛永3年、後水尾天皇から円照本国師の号を賜った。
(金地院パンフレットより)

特別名勝「鶴亀の庭」

「鶴亀の庭」とよばれる方丈前庭庭園は、江戸時代初期の代表的な枯山水庭園で知られ、中央に礼拝石が置かれ、左に亀島、右に鶴島を配し、礼拝石の奥が蓬莱山となり、前面は白砂で文様が描かれている特別名勝庭園です。徳川家康の相談役であった以心崇伝(いしんすうでん)が、幕府の茶人としても知られる小堀遠州に依頼して作らせました。
また、庭園のほか、茶室八窓席も遠州が作ったものとと云われています。

茶室「八窓席」は予約制です

特別拝観の長谷川等伯

特別拝観の申し込みをすると、長谷川等伯の襖絵「猿猴捉月図」を見ることができます。猿は日本猿ではなくテナガザルで、フサフサとした毛と、顔の中央にギュッと集まった目鼻口がとっても可愛らしく心が和みます。

重要文化財の東照宮

東照宮とは、東照大権現である徳川家康を祀る神社で、本殿には家康の遺髪と念持仏が納められています。京都の神社では珍しい本殿と拝殿の間に石の間を置く権現造で、拝殿の天井には、狩野探幽の筆による「鳴龍」が描かれています。

所在地
〒606-8435
京都市左京区南禅寺福地町86-12
TEL
075-771-3511
FAX
075-752-3520
正式名
金地院
創建年
応永年間(1394-1428)
宗派
臨済宗南禅寺派
本尊
地蔵菩薩
開基
足利義持
文化財
絹本著色秋景冬景山水図・紙本墨画渓陰小築図(国宝) 本堂・茶室・東照宮・紙本墨画渓陰小築図ほか(国・重要文化財) 庭園(特別名勝)
料金
大人・大学生 400円
高校生 300円
中学生・小人 200円
※特別拝観は別途料金要
時間
8:30~17:00
交通アクセス
地下鉄「蹴上」下車、徒歩10分
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