新島旧邸 にいじまきゅうてい
和に洋を取り入れた建築様式
新島旧邸は、同志社の創立者である新島襄と、妻八重の私邸です。
この場所は同志社英学校が開校した際に仮校舎として借家した高松保実邸の跡地で、新島襄のボストンの友人、J. M. シアーズの寄付によって建てられました。
旧邸の外観はいわゆるコロニアル様式の洋風で、構造のベースは和風寄棟住宅です。間取りは日本的な田の字型であり、すべて真壁造りとなっています。夏を快適に過ごすために床が高く、三方にべランダをめぐらし窓には鎧戸をつけ、白い壁面に茶褐色の木部を見せる簡素な二階建住宅です。
1階には食堂・台所・応接間・書斎などがあり、襄の没後、八重によって作られた茶室「寂中庵」があります。書斎には襄が愛用したイス・机・ランプ・書棚などが当時のままに展示されています。
1985年(昭和60年)6月1日に調度・家具を含めて京都市から有形文化財に指定されました。
公開期間
新島旧邸は公開期間が限られているので注意が必要です。
通常公開と、特別公開があり、事前に同志社大学の公式HPで確認してから行くことをおすすめします。
- 所在地
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〒602-0867
京都府京都市上京区寺町通丸太町上ル松蔭町 - TEL
- 075-251-3042
- FAX
- 075-251-3055
- 料金
- 無料
- 時間
- 10:00~16:00(入館受付は15:30まで)
休館日 火曜日 - 交通アクセス
- 京阪電車「神宮丸太町」下車、徒歩約10分
市バス「河原町丸太町」下車、徒歩約5分
地下鉄烏丸線「丸太町」下車、徒歩約13分
- 公式Webサイト
- https://archives.doshisha.ac.jp/old_mansion/old_mansion.html
- 備考
- 個人・団体ともインターネットによる予約申込制です。
(新島八重と同志社(http://kyutei.doshisha.ac.jp/reserve/index.html)から予約してください。)
※インターネットが使えない場合はFAXでの申込みとなります。
FAXでの申込みは所定の申込書に、
①見学希望日(午前・午後のいずれか)②見学代表者氏名③連絡先(住所、電話及びFAX番号)④見学人数
を記載の上、FAX:075-251-3055までお申込みください。
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