歩いて回ろう 桜散策 蹴上・平安神宮界隈
鴨川に流れ込む琵琶湖疎水の蹴上インクラインから、南禅寺、平安神宮をのんびり歩きながら桜をめぐります。
朱塗りの平安神宮、ピンクのトンネルが続くインクライン、緑に包まれた南禅寺など、彩り豊かな春に触れ合うことができる、お花見散歩に最適のコースです。
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かつて船運ルートとして使用された傾斜鉄道跡の「蹴上インクライン」。敷設された線路沿いの全長582mの坂道を、埋め尽くすように約90本のソメイヨシノが桜のトンネルをつくります。線路は砂利道で足場は少し不安定です。歩きやすい靴をお勧めします
徒歩 【約5分】
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臨済宗南禅寺派の本山、南禅寺。太い円柱の支えられた三門は、歌舞伎の石川五右衛門の名台詞「絶景かな、絶景かな」で有名です。桜越しの三門を眺めたら、ぜひ楼上へ。見晴らしがよく、境内の桜景色を一望することができます。また、奥に進むと古代の水道橋を思わせるような重厚なレンガ造りの水路閣があります。合わせ鏡のようにアーチが続く橋脚は、フォトジェニックな撮影ポイントにもなっています。
徒歩 【約18分】
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国の名勝にも指定され、広大な池泉回遊式庭園で有名な平安神宮。広い境内にはソメイヨシノ、ヒガンザクラなど約20品種約300本の桜が植えられています。特に神苑に入ってすぐの場所にある八重紅しだれ桜は、川端康成や谷崎潤一郎ら文豪達にも愛された桜で、「ここの桜はたちまち人を春にする。これこそ春だ」と書かれるほど。また、東神苑の栖鳳池水面に浮かぶ景色も必見です。
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