初夏を彩る紫陽花めぐりと伏見稲荷

雨が多くなる時期にかけて見ごろを迎える、初夏の風物詩「紫陽花」。
水色、ピンク、紫、白など優しい色彩の花を咲かせ、その可愛らしい小さな花びらがしっとりと潤い、見る者の心を癒してくれます。
雨に濡れた京都の寺社に咲くおすすめの紫陽花スポットと、伏見の観光名所、伏見稲荷大社をめぐります。

天候次第で花の開花状況は変わります。
あらかじめご了承ください。

三室戸寺

1200年前に開かれた宇治の古刹「三室戸寺」。敷地面積5千坪の大庭園に約1万株の紫陽花が咲き誇る、京都を代表する紫陽花の寺です。50品種あるだけあって、色も形も様々で、その様子は絵巻物のような美しさです。「山の斜面一面に咲く紫陽花の中から、ハート型の紫陽花を見つけられたら恋が叶う」と言い伝えられる恋愛成就スポットとしても話題です。

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三室戸寺

電車 京阪電車 「三室戸」駅乗車〜「墨染」駅下車,徒歩約7分

藤森神社

平安遷都以前から祀られていると伝わる皇室ともゆかりの深い古社で、「紫陽花の宮」と言われるほど紫陽花が有名です。境内には2カ所広大な紫陽花苑があり、さまざまな品種約3500株の紫陽花が咲きます。苑の中は回遊式の散策路になっていて、紫陽花の迷路のようになっています。また、古来から武運の神様として信仰を集め、今では馬と勝負事の神様として競馬関係者や競馬ファンの参拝が多いことで知られています。

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藤森神社

電車 京阪電車 「墨染」駅乗車〜「伏見稲荷」駅下車,徒歩約5分

伏見稲荷大社

お稲荷さんと親しまれる伏見稲荷大社は、全国3万社ある稲荷神社の総本宮です。最大の見どころ「千本鳥居」は朱塗りの鳥居がズラリと連なり、その光景は圧巻です。千本と名前が付いているものの、鳥居の数は稲荷山の境内全体に渡って約1万基ともいわれる数が存在するそうです。境内はとても広く、稲荷大神が鎮座した稲荷山全体が信仰の対象となっています。御神木の杉や生茂った木々など、山の神々しい雰囲気も魅力のひとつです。

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伏見稲荷大社

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