宝泉院の紅葉、ライトアップ2016
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宝泉院 秋の鶴亀庭園
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雪染の僧坊
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額に囚われず
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宝泉院の緋色
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おうす
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宝泉院 ほうせんいん

抹茶を頂きながらゆっくりと見たいお寺

宝泉院は天台声明の道場である勝林院の塔頭寺院です。
僧が住居とする僧坊として、平安時代末期に建立された大原の観光名所です。
山門をくぐると樹齢700年の見事な五葉松が目にはいります。五葉松は室内から額縁庭園として様々な角度から鑑賞することができ、その雄雄しく立派な姿に思わず目を奪われてしまうでしょう。
声明がBGMとして常に流れています。その中で、お抹茶を頂きながら、ゆっくりと拝観したいお寺です。

書院は江戸時代前期に再建されたもので、廊下の天井は伏見城の遺構で「血天井」として有名です。鳥居元忠が伏見城で豊臣軍と戦って自刃した場所のものをこちらに移設したそうです。

3つの庭園

宝泉院には、盤桓園(ばんかんえん)、鶴亀庭園、宝楽園の3つの庭園があります。
その中でも、客殿から柱を額縁に見立てて鑑賞する宝泉院の「盤桓園」は額縁庭園の典型として有名です。客殿に一歩足を踏み入れると、視界にいっぱいに広がる迫力満点の景色や樹齢700年の五葉松は、息を呑むような美しさでいつまでも眺めていたくなります。

江戸時代に作庭された「鶴亀庭園」は、池は鶴が羽根を広げた形になり、築山が亀に見立てられています。樹齢300年の山茶花の古木が蓬莱山を表し、樹齢300年の沙羅双樹が植えられています。
そして、長野県の造園業者・園冶(えんや)によって平成17年(2005)に作庭された枯山水「宝楽園」。「仏神岩組雲海流水花庭」と称し、地球の原初の海を想像して作られた庭園であり、日本庭園としては珍しく上から見下ろせるような苑路を設けています。

また、理智不二(りちふに)という名の二連式の珍しい水琴窟があり、癒しの音を奏でます。水琴窟の透き通るような音色に癒され、絵画のように美しい庭園に魅了され、目でも耳でも楽しむことができます。

ミシュラングリーンガイド

【宝泉院】・【五葉の松】が一ツ星に選ばれています。

所在地
〒601-1241
京都市左京区大原勝林院町187番地
TEL
075-744-2409
正式名
宝泉院
創建年
1012年(長和2)
宗派
天台宗
本尊
阿弥陀如来
料金
大人 900円
中・高生 800円
小 700円
(茶菓付)
時間
9:00~17:00(受付終了16:30)
駐車場
無し
交通アクセス
京都バス「大原」下車、徒歩約10分
公式Webサイト
http://www.hosenin.net/

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