妙心寺 みょうしんじ

深く禅に帰依された花園法皇が開山慧玄を開山とし、離宮萩原殿を改めて寺とされたのが妙心寺の始まりです。室町初期に一時中断したものの、再興後、応仁の乱で再び焼失してしまいましたが、後に、雪江宗深によって再建されました。弟子にも名僧が出て寺運は盛んとなり、塔頭が相次いで建てられ、地方へも勢力は発展しました。
現在未寺3500余あり、臨済宗各派中最大です。
勅使門より北へ三門・仏殿・法堂・寝堂・大方丈が一直線に並び、その東側に浴室・浴室鐘桜・経蔵が並びます。室町後期から江戸初期の建築で、近世禅宗伽藍の最も完備した形を示しています。大方丈の二面の庭園は清楚な名園です。法堂内に収蔵されている鐘は黄鐘調の鐘といわれ、698年の作で我国最古の在銘鐘です。形、音色に優れています。
また、塔頭は40余に達し、禅宗本山として堂々たる寺容を誇っています。

龍安寺 / 西源院 / 大珠院 / 霊光院 / 多福院 / 仙壽院 / 金臺寺 / 天球院 / 隣華院 / 光國院 / 雲祥院 / 長慶院 / 天祥院 / 壽聖院 / 金牛院 / 智勝院 / 蟠桃院 / 桂春院 / 徳雲院 / 春光院 / 隣祥院 / 海福院 / 養徳院 / 大雄院 / 大法院 / 大龍院 / 大通院 / 玉龍院 / 通玄院 / 霊雲院 / 雑華院 /妙是院 /福壽院 / 東林院 / 聖澤院 / 東海庵 / 大心院 / 玉鳳院 / 天授院 / 衡梅院 / 長興院 / 養源院 / 退蔵院 / 慈雲院 / 龍泉庵 / 慧照院 / 龍華院 / 春浦院 /麟祥院
境内の広さ―東西、約500ｍ/南北、約619ｍ

「妙心寺には、多くの塔頭があります。
それらは、独特の屋根の美しさを見せてくれます。
連なる屋根は三連符のように屋根が軽やかに歌っています。
まさしく、瓦の屋根はアートでした。」[[[（文 PN.Norichanさん）]]]

【法堂天井の雲龍図】が二つ星、
【妙心寺】･【浴室】が一ツ星に選ばれています。

※いただける御朱印の種類は、期間によって変わる場合があります。