御香宮神社
「御香水」
古来より酒どころとして有名な伏見の七名水のひとつに数えられ、平安時代、境内より良い香りの水が湧き出たことから「御香宮」と名づけられたという言い伝えがあります。昭和60(1985)年に、環境庁(現在の環境省)「名水百選」にも認定。また、おみくじを名水に浸すと運勢の文字が浮き出くる「水占い」が人気です。
山々に囲まれ、鴨川・桂川などの河川が流れる京都盆地の地下には、豊富な地下水が湛えられていると言われています。地名にも「堀川(ほりかわ)」「今出川(いまでがわ)」「御池(おいけ)」など、水に関する地名も数多く残っています。この豊富な水は「御神水」として崇められ、京料理、酒造り、豆腐、湯葉、また茶道などの京の食文化を育んできました。京都の様々な文化を支える、素晴らしい名水をめぐります。
「御香水」
古来より酒どころとして有名な伏見の七名水のひとつに数えられ、平安時代、境内より良い香りの水が湧き出たことから「御香宮」と名づけられたという言い伝えがあります。昭和60(1985)年に、環境庁(現在の環境省)「名水百選」にも認定。また、おみくじを名水に浸すと運勢の文字が浮き出くる「水占い」が人気です。
徒歩 京阪電車「伏見桃山」駅まで徒歩4分
京阪電車 「伏見桃山」駅乗車〜「墨染」駅下車,徒歩約7分
「不二の水」
境内東側にある「不二の水」は「二つと無い美味しい水」という意味で、武運長久、学問向上、特に勝運を授ける水として信仰されています。この「不二の水」は今までに2度枯れ、地下約90mから湧き出る現在の神水は3代目にあたります。地元の人たちの人気の水汲み場として守られており、遠方より水を汲みに来られる人たちも後を絶ちません。
京阪電車 「墨染」駅乗車〜「祇園四条」駅下車,徒歩約11分
「祇園神水」
本殿下には龍穴があり、青龍が住むと伝えられています。その本殿下から湧き出る神水を地元では「力水」とも呼んでおり、龍穴から湧くパワー溢れる霊水として信仰を集めています。古くから祇園の芸舞妓さん、化粧品業界人などにも人気の名水で、持ち帰る女性も多いようです。また、隣接する美御前社の前にも「美容水」という神水が湧いており、肌に2、3滴つけると美人になると言われています。
京阪電車 「祇園四条」駅乗車〜「神宮丸太町」駅下車,徒歩約15分
「染井の水」
境内にある「染井」は、京の三名水の中の一つで、唯一現存している貴重な名水です。甘くまろやかな水は茶の湯にも適し、毎月催される月釜では、この水で点てたお抹茶がふるまわれます。また、この水を使って染め物をすると綺麗に仕上がることから、この名がついたと言われています。おみくじを染井の水に浸して浮かび上がる文を見て占う「水みくじ」も人気です。
徒歩 市バス「府立医大病院前」まで徒歩約3分
市バス 「府立医大病院前」乗車〜「河原町五条」下車,徒歩約3分
「天之真名井」
古代、歴代天皇の産湯に用いられたといわれる湧水で、洛陽の七名水にも選ばれています。絵馬を掛け、この水を飲んで手を合わせると願い事が一つだけ叶う「一願成就の井戸」としても信仰されています。御神祭は全て女神様をお祀りしているところから女性の守り神とされ、良縁、子授け、安産等にご利益があり、女人厄除の神社としても有名です。
市バス 「河原町五条」乗車〜「四条河原町」下車
阪急電車 「京都河原町」駅乗車〜「桂」駅乗り換え〜「松尾大社」駅下車,すぐ
「亀の井」
はるか昔、八百万の神たちが松尾山に集まった際に、松尾の水を使ってお酒をつくり、神々に振る舞ったことから、造り酒屋の神様、水は「亀の井」と呼ばれています。「亀の井」は枯れることのない霊亀の滝の手前にある霊泉で、お酒の醸造の際にこの水を加えると、上手くお酒ができるといわれています。また延命長寿、よみがえりの水としても有名です。
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