祇園祭特集 神輿渡御
神輿渡御
17日の山鉾巡行が行われた後の夕刻、八坂神社で出発の儀を執り行ないます。 山鉾巡行は祭神【素戔嗚尊 (すさのをのみこと) ・櫛稲田姫命 (くしいなだひめのみこと) ・八柱御子神 (やはしらのみこがみ)】の来訪のための、いわばお清めのような意味合いがあるとされています。 祇園祭では山や鉾が取り上げられがちですが、祭りの主役は神輿なのです。
中御座
素戔嗚尊 (すさのをのみこと)。屋根に鳳凰をいただく六角形の神輿。三若神輿会がご奉仕します。
東御座
櫛稲田姫命 (くしいなだひめのみこと)。屋根に擬宝珠をいただく四角形の神輿。四若神輿会がご奉仕します。
西御座
八柱御子神 (やはしらのみこがみ)。屋根に鳳凰をいただく八角形の神輿。錦神輿会がご奉仕します。
7月17日 神幸祭ルート
中御座:素戔嗚尊 (すさのをのみこと)
- 本社→石段下→四条通から大和大路を北→三条通から木屋町通を北→二条通から寺町通を南→三条通から河原町通を南→四条通から御旅所へ
東御座:櫛稲田姫命 (くしいなだひめのみこと)
- 本社→石段下→東大路を北→新橋通から花見小路南折返へ→大和大路を通り若松通を東→花見小路から三条通を西へ→河原町通下がり仏光寺通折返→四条通から御旅所へ
西御座:八柱御子神 (やはしらのみこがみ)
- 本社→石段下→四条通から花見小路を南へ→団栗通から川端通を北→四条通から大和大路を北→有済校折返→三条通から木屋町通を北→二条通へ入り寺町通を下がる→三条通から河原町通を南→四条通から木屋町通を下がり松原通を西→河原町通を上がり四条通から御旅所へ
7月24日 還幸祭ルート
中御座:素戔嗚尊 (すさのをのみこと)
- 御旅所→四条通から寺町通を南→高辻通を西→烏丸通を上がり四条通を西→大宮通から御池通を西→JR二条駅前→千本通を下がり三条通を東→御供社での祭典→三条通を東へ、寺町通から四条通を東→東大路通下がり神幸通から本社へ
東御座:櫛稲田姫命 (くしいなだひめのみこと)
- 御旅所→四条通から烏丸通を南→高辻通から室町通を北へ→四条通から新町通へ出て下がる→高辻通から大宮通を北→四条大宮→三条通を東→御供社での祭典→三条通から寺町通を下がる→四条通を東→東大路通下がり神幸通から本社へ
西御座:八柱御子神 (やはしらのみこがみ)
- 御旅所→寺町通を上がり錦小路を西→高倉通を下がり四条通を西→東洞院通を下がり高辻通を西→烏丸通から四条通を東→東洞院通を上がり姉小路通を西→油小路通から御池通へ出て西→大宮通を下がり二条陣屋→三条通を東→御供社での祭典→三条通を進み寺町通を南→四条通を東→東大路通下がり神幸通から本社へ
神輿の見どころ
見どころはなんといっても神幸祭に行われる【三社揃い踏み】。出発前に八坂神社の西門前に集まった三つの神輿が「ほいっと!ほいっと!」という掛け声でそれぞれの神輿が高々と担ぎ上げられる【差し上げ】、時計回りに回転させる【差し回し】。
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