2023年は山鉾巡行と神輿渡御が従来通り執り行われます。
※新型コロナウイルス感染症の影響により各行事の内容が変更になる場合があります。
17日の山鉾巡行が行われた後の夕刻、八坂神社で出発の儀を執り行ないます。 山鉾巡行は祭神【素戔嗚尊 (すさのをのみこと) ・櫛稲田姫命 (くしいなだひめのみこと) ・八柱御子神 (やはしらのみこがみ)】の来訪のための、いわばお清めのような意味合いがあるとされています。 祇園祭では山や鉾が取り上げられがちですが、祭りの主役は神輿なのです。
中御座
素戔嗚尊 (すさのをのみこと)。屋根に鳳凰をいただく六角形の神輿。三若神輿会がご奉仕します。
東御座
櫛稲田姫命 (くしいなだひめのみこと)。屋根に擬宝珠をいただく四角形の神輿。四若神輿会がご奉仕します。
西御座
八柱御子神 (やはしらのみこがみ)。屋根に鳳凰をいただく八角形の神輿。錦神輿会がご奉仕します。
7月17日 神幸祭ルート
- 中御座:素戔嗚尊 (すさのをのみこと)
- 本社→石段下→四条通から大和大路を北→三条通から木屋町通を北→二条通から寺町通を南→三条通から河原町通を南→四条通から御旅所へ
- 東御座:櫛稲田姫命 (くしいなだひめのみこと)
- 本社→石段下→東大路を北→新橋通から花見小路南折返へ→大和大路を通り若松通を東→花見小路から三条通を西へ→河原町通下がり仏光寺通折返→四条通から御旅所へ
- 西御座:八柱御子神 (やはしらのみこがみ)
- 本社→石段下→四条通から花見小路を南へ→団栗通から川端通を北→四条通から大和大路を北→有済校折返→三条通から木屋町通を北→二条通へ入り寺町通を下がる→三条通から河原町通を南→四条通から木屋町通を下がり松原通を西→河原町通を上がり四条通から御旅所へ
7月24日 還幸祭ルート
- 中御座:素戔嗚尊 (すさのをのみこと)
- 御旅所→四条通から寺町通を南→高辻通を西→烏丸通を上がり四条通を西→大宮通から御池通を西→JR二条駅前→千本通を下がり三条通を東→御供社での祭典→三条通を東へ、寺町通から四条通を東→東大路通下がり神幸通から本社へ
- 東御座:櫛稲田姫命 (くしいなだひめのみこと)
- 御旅所→四条通から烏丸通を南→高辻通から室町通を北へ→四条通から新町通へ出て下がる→高辻通から大宮通を北→四条大宮→三条通を東→御供社での祭典→三条通から寺町通を下がる→四条通を東→東大路通下がり神幸通から本社へ
- 西御座:八柱御子神 (やはしらのみこがみ)
- 御旅所→寺町通を上がり錦小路を西→高倉通を下がり四条通を西→東洞院通を下がり高辻通を西→烏丸通から四条通を東→東洞院通を上がり姉小路通を西→油小路通から御池通へ出て西→大宮通を下がり二条陣屋→三条通を東→御供社での祭典→三条通を進み寺町通を南→四条通を東→東大路通下がり神幸通から本社へ
見どころはなんといっても神幸祭に行われる【三社揃い踏み】。出発前に八坂神社の西門前に集まった三つの神輿が「ほいっと!ほいっと!」という掛け声でそれぞれの神輿が高々と担ぎ上げられる【差し上げ】、時計回りに回転させる【差し回し】。
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