金閣寺から嵐山界隈コース
まずは世界遺産の金閣寺へ行き、バスで「北野白梅町」より嵐電(らんでん)北野線に乗ると、一駅一駅下車しながら有名な寺院を駅より徒歩でまわる事が出来ます。「帷子の辻」で嵐山線に乗り換え、「嵐山」へ。自由に散策をお楽しみ下さい。桜の季節は北野線が桜のトンネルになり、夜間のライトアップはとても幻想的です。
■嵐電1日フリー切符を買うととってもお得です。
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金箔に彩られた舎利殿はとても美しく、四季を通して違った表情が楽しめます。
境内の北にある丘の上から見る「見返り金閣」もお勧めのビューポイント。
広い境内には夕佳亭(せっかてい)など見所も多く、龍門滝や陸舟の松も必見です。市バス 金閣寺道~北野白梅町 → 嵐電 北野白梅町~等持院
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足利家の菩提寺で、境内の霊光殿には足利13歴代将軍の木像を安置。池泉回遊式庭園「芙蓉池の庭」には、カキツバタやツツジなど色とりどりの花が咲きます。
紅葉の見所は方丈南庭の紅葉は一面に敷かれた白砂に見事に映え相乗効果によりさらに紅さが増し、幽玄の雰囲気を残した心字池庭園は紅葉によりさらに幽玄の世界が深まります。嵐電 等持院~龍安寺 【約1分、下車後北へ徒歩約7分】
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世界的に有名な枯山水の庭園、「石庭」があります。「石庭」は国史跡、国特別名勝に指定。鏡容池は回遊式の池で、四季折々の花が楽しめます。
石造手水鉢「つくばい」表面に書かれた字は「吾唯足知(われただたるをしる)」と読むことができ、これは「知足のものは貧しといえども富めり、不知足のものは富めりといえども貧し」という教えを図案化、表現したものといわれています。嵐電 龍安寺~妙心寺 【約1分、下車後南へ約3分】
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法堂、天井の龍は雲龍図。開山・関山慧玄国師の300年忌を記念した法堂の建造にともない、狩野探幽が構想3年の後、5年をかけて天井に描いたという渾身の作。直径は12m、龍の目は円相の中心に描かれるが、立つ位置、見る角度によって、龍の表情や動きが変化するように見えることから、通称「八方にらみの龍」といわれています。
嵐電 妙心寺~御室仁和寺 【約1分、下車後北へ徒歩約3分】
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皇室とゆかりの深い寺で、御殿の内部は宮廷そのもの。宸殿の北側に廻ると北庭があり、ここからは白砂と池の奥に五重塔が見え、美しい風景が見られます。
桜の名勝でもあり、遅咲きの御室(おむろ)桜として有名です。嵐電 御室仁和寺~帷子ノ辻(乗換)~嵐山 【約20分※嵐山~北野白梅町直通運転日は乗換無しで乗車可】
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嵐山は京都市でも西に位置する観光地。嵐山のシンボル的存在の渡月橋や嵐山公園、源氏物語の舞台として知られる野宮神社あたりの竹林も嵯峨野らしい景色。
春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪景色と花鳥風月が1年を通して観賞でき、歴史や文学に関わる史跡も豊富です。
平安王朝の雅びの貴族たちの面影を今にとどめる美しいところです。
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