京都紅葉めぐり~奥嵯峨散策~

世界から観光客が押し寄せる人気のスポット「嵯峨野嵐山」地区。その嵐山から北西方向約2kmほどの場所に「奥嵯峨鳥居本地区」があります。
わらぶき屋根の農家風民家や町家風民家が、街道に沿って立ち並ぶ風情のある街並みで、「重要伝統的建造物群保存地区」にも選定されています。
まずは「嵐山駅」から歩いて竹林の小径を抜け、大河内傳次郎が生涯をかけて創り上げた名園、「大河内山荘」を起点に、のんびりと北へ趣ある街並みを進みます。紅葉に染まる秋の一日を、古都の雰囲気に浸りながらゆったりと、過ごしたい人にはおすすめの散策コースです。

大河内山荘

大河内山荘は、名優・大河内傳次郎が古都の霊峰に魅せられて、生涯をかけてこつこつと築き上げたものです。傳次郎は、消えることのない美を求めて、 34歳(1931年)から64歳で逝去するまで30年の歳月に渡り、映画出演料の大半をこの庭の創造に注ぎ込みました。単に別荘というだけではなく、生命を凝縮した創作であったのです。
庭は借景庭園で、四季を彩る桜やもみじに包まれます。中心となる大乗閣からは、嵐山を背に、比叡山、大文字、東山三十六峰、徒然草ゆかりの双ヶ丘を眺めることができ、草庵風の茶室、滴水庵から少し登っていくと、保津川が眼下に見渡せます。

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大河内山荘

徒歩 徒歩 約5分

常寂光寺

境内は小倉山に広がり、境内全体を埋め尽くすようにもみじが色づきます。特に多宝塔あたりの紅葉は見逃せません。京都屈指の紅葉の名所でもあり、秋にはイロハモミジやオオモミジが見事に色づきます。境内や多宝塔の周辺からは、京都市内を一望できます。
また、このお寺には塀がありません。

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常寂光寺

徒歩 徒歩 約3分

二尊院

本尊に釈迦如来と阿弥陀如来の二尊が祀られているため、二尊院と呼ばれています。伏見城から移築された総門(薬医門)からは、紅葉で敷きつめられた参道が続き「紅葉の馬場」とよばれる紅葉の名所です。紅葉シーズンのイロハモミジとソメイヨシノが織りなす秋の錦は絶景の一言に尽きます。

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二尊院

徒歩 徒歩 約5分

厭離庵

嵯峨野街道清涼寺西門より二尊院へ向かう途中にあります。路地奥にある為よく見てないと通りすぎてしまいそうです。
紅葉スポットの穴場とも言えます。
散り紅葉と苔の名所であり、紅葉シーズンのみ一般公開されます。
かわらぶき茶席時雨亭・定家塚があり本当に人里離れたところに居ると感じていただけます。

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厭離庵

徒歩 徒歩 約4分

祇王寺

「平家物語」に登場した竹林と楓に囲まれた由緒ある草庵で、紅葉の見ごろを迎えると苔庭に真っ赤なじゅうたんのようにうめつくされる風景が見事です。なかでも紅葉の散り際にあたる11月下旬から12月上旬にかけては、たくさんの散り紅葉が路や庭、草屋根にもひろがります。

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祇王寺

徒歩 徒歩 約6分

化野念仏寺

弘法大師空海が弘仁2年(811年)に「五智山(ごちさん)如来寺」という寺院を建てて、野ざらしになっている無縁仏を埋葬したことが始まりだと言われています。
境内の8000体以上もの石仏は、秋には鮮やかに色づいた紅葉に囲まれ、石仏とかえでの紅葉とのコントラストがとても美しく、圧巻です。
散った紅葉も美しく、境内の各所に見られる苔の群生地が生み出す緑の景色に、赤色のじゅうたんが敷かれたような様子も見事です。

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化野念仏寺

徒歩 徒歩 約18分

大覚寺

この地を大変気に入っていた嵯峨天皇が、都から離れ皇居とは別に嵯峨院という住居を建て、その嵯峨院がのちのちお寺となり「大覚寺」になったと言われています。
紅葉シーズンになると、境内の紅葉樹が真っ赤に色づき、園内を彩り、放生池の水面に映し出される心経宝塔のあでやかさは圧巻の光景です。
大覚寺内の大沢池は、「日本三大名月鑑賞地」の一つに数えられるお月見の名所で、紅葉と合わせて幻想的な風景を楽しむことができます。

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大覚寺
プレイス

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